子どもたちがターゲット【ゲノム編集食品②】

2022/08/09

ゲノム編集技術関連の記事②弾目です。

 

 

①はこちら↓

 

 

 

そういや今春報道された

 

このニュース。

 

なんとも言えない気色の悪さに

 

テンションだだ下がりだったことを

 

今でも覚えています。

 

 

遺伝子操作されたブタの心臓を移植した男性が

移植後2ヶ月で死亡。

 

 

 

 

 

賛否両論あるでしょう。ただ私は

 

そこまでして生きたいと思わないし

 

そもそも

 

遺伝子操作というのが受け入れ難いのです。

 

 

 

 

私はもちろん常に

 

あらゆるものとの共存を目指して生きたい

 

とは思っていますがその共存って

 

こういうことを言ってるわけじゃありません。

 

人は人としての自然な形で

 

動物は動物としての自然な形で

 

その生命を全うするために

 

それぞれの存在を尊重し合うという意味です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・

 

我が国では既にゲノム編集食品の市場流通が

 

開始されておりますが・・・・

(ちなみにゲノム編集と遺伝子組み換えは

 ほぼ同義です)

 

これどういうことか分かってますか?

ものすごく分かりやすく

若干煽り気味に言えばですね・・・

日本に、例えば

目が3つある鶏

頭が2つある豚

足が8本ある牛などが輸入され

そしてそれを

知らないうちに食べてしまう!

そういう可能性があるってことです。

・・・

身体に有害かどうか

という以前に

生理的に悍ましいと思うのは

私だけでしょうか。

その処理が面倒だからと作られた

羽のない鶏。

出典

筋肉量を操作された豚。

ちなみに論文によればこういった豚たちは

難産や帝王切開を強いられており

舌肥大が起きており歩行にも問題があり

呼吸困難まで伴うといいます。

出典

 

 

角が生えないようにされた牛。

 

角は他個体や飼育者を

傷つける危険性があるといいますが

それで遺伝子を改変してまで

角が生えないようにしてしまうのは

いかがなものだろうか。

 

 

 

 

<外国人が増える日本>

 

さて、もし日本がこれからも

 

様々な国から人材を受け入れ

観光客を呼び寄せていくのであれば

食品表示

 

最重要問題だと思うんですが

(しんぶん赤旗より)

私は、日本が

ゲノム編集食品の

表示を義務付けない

 

ことに危惧の念を抱いています。

なぜなら

宗教や自分の信念によって

 

「食べない」を選択する人々の

知る、選ぶ権利

 

侵害する可能性があるからです。

 

 

 

 

 

キリスト教内では

ゲノム編集という技術が

「罪」か「罪ではない」か

論争が巻き起こっています。

つまり

「神学」(宗教)が

ゲノム編集の研究や食品の流通において

非常に大きな壁になっている

ということです。

『ゲノム編集反対派』

 

◆ヨハネパウロ2世

(wikipedia)

彼は人間への治療目的以外の

ゲノム編集技術を認めない態度を貫き

他の技術にも批判的でした。

 

もともと

キリスト教イスラム教ユダヤ教では

「神がすべての命を作った(創世神話)」

とされており

(Pixabay)

・愚かな人間が、神が作った生き物の

   遺伝子を書き換えるなどの行為は

 神の不完全性を示した事になる

・神にしかできない

   命を創るという行為を

 人間ごときがするなんてけしからん

という考えなので

ゲノム編集=神学に違反であり

100%確実に禁止です。

 

また他にも

戦争に転用される可能性がある

・ゲノム編集してまで

 美食を求めることはである

という声もあがっています。

また宗教によって様々な

食事制約がありますので

表示、という点においては

ゲノム編集のみに留まらず

☑外来遺伝子の中に

禁忌となるものが混ざらないか

☑どこまで管理しているのか

の開示も必要となってくるのでは?

と思います。

引用元

国際化社会においては食の問題は

国際問題に発展する可能性が

充分にあります。

日本は今のところ

遺伝子組み換え食品の表示義務

(ここに関する問題点は多々あるがここでは割愛)

しかありません。

やっとイスラム教徒向けの

ハラル認証食品が販売され

認知されてきた

という段階の日本なので

ちなみに今春(2022年3月15日)ようやく

ハラル認証ロゴが決まったようですね。

出典

 

 

 

遺伝子レベルでの表示を求めるのは

 

難しいのかもしれませんが

 

国際社会で生きていくためには

 

外国人向けの表示への対応も

 

早急に対応すべき課題だと思います。

<日本の子どもたちを守れ>

世界でもその安全性が問題となっている

ゲノム編集技術ですが・・・

日本ではトンデモナイ計画が動いています。

昨年9月から

サテナックシード株式会社という会社から

ゲノム編集トマトが販売開始となり

引用元

翌10月には家庭菜園用の苗も販売開始。

引用元

オンラインのみの販売だったため

そこまで爆発的に広まることはないかななんて

高を括っていましたが・・・

なんと!

2022年から障がい児介護福祉施設に苗を無償配布

さらに

2023年には小学校に苗を無償提供して

子どもたちがこのトマトを育てるようにしていく

というプランがあるようです。

食の安全に興味関心をもち

 

自分で情報を集め常に頭を使っている人が

 

まだまだ少ない日本。

 

そして毎度のことながらマスメディアは

 

ゲノム編集食品の危険性なんてもちろんオフレコで

 

その利便性のみ誇張して報道するわけなので

 

きっと今回も

 

「無償なんてありがたい」と

 

介護施設や小学校も喜んで苗を受け取り

 

せっせと子どもたちに育てさせるはずです。

 

 

 

そうすれば自然な流れで子どもたちは

 

狂ったトマトを収穫し食します。

 

 

学校で子どもたちが育ててるなら・・・と

 

保護者は狂ったトマトの購入や

 

家庭栽培を受け入れてしまう。

 

いずれ学校給食にも採用されるでしょう。

 

 

 

こうやって学校から家庭、市場と

 

ゲノム編集食品が

自然と受け入れられる

雰囲気を作りあげる。

 

 

ここが本当の目的だろうと考えられます。

 

 

 

そう、子どもたちはうまく利用されるんです。

 

子どもたちから狙われるんです。

 

 

(Pixabay)

 

 

もちろん

 

ゲノム編集のトマトを食べたからといって

 

ただちに体に異変は現れないと思います。

 

そうなったらすぐにバレちゃいますから。

 

じわじわと時間をかけて、でも確実に

 

しかも何代も先の子孫にまで悪影響を及ぼす。

 

それが現代の毒の怖さです。

 

 

 

 

 

 

ちなみにゲノム編集トマトの危険性は

遺伝子操作によるものだけではありません。

!!

 

<1人1人にできること>

 

ゲノム編集食品が流通しまくる世の中で

私たちにできること・・・

それは

①情報に流されない

(Pixabay)

いつも言う事の繰り返しですが

世の中の情報は玉石混淆です。

ウソ

操作されたモノ

もたっくさん混在しています。

 

 

 

それを意識した上で取捨選択し

 

判断することが大切です。

つまり、常に

 

自分軸をもっておくこと。

今後ゲノム編集食品の流通が

 

本格化していく中で

 

体調不良などの訴えが起きてくる

 

可能性が十分あります。

そういった情報を見たときに

自分はどう対応するか。

人間にはプラセボという

 

薬などの効果を過剰に解釈し

 

病気が治ったと感じる心の動き

 

があります。

 

逆に

よくない前評判に流されて調子が崩れる

ノセボという現象もあります。

(Pixabay)

「ゲノム編集された食品」に

過剰に恐怖を感じていれば

 

その思いが現実化します。

ま、要するに

sensitiveな問題だからこそ

まずはいろんな方面からの意見

柔軟に

取り入れることが大事です。

 

決して特定の1つ(1人)の考え方に

 

固執しないこと。

その上で、自分はどうしたいか

自分の声を聞くことが重要です。

 

 

 

②遺伝子組み換え食品の
表示をチェックする

(Pixabay)

ゲノム編集食品を避けたい

と思うのであれば

100%ではありませんが

除去できる方法はあります。

それは

「遺伝子組み換え食品を避ける」

ということです。

 

 

 

ゲノム編集をするときに

遺伝子組み換え技術を用いることがあり

そこで使った遺伝子が検出できます。

 

ですがちょっと悲しいお知らせ。

2023年4月からは

遺伝子組み換え食品表示が

実質されなくなります。

 

 

またさらに私たち消費者は

食の安全から

遠ざけられるんですね・・・。

遺伝子組み換えじゃないものに

「遺伝子組み換えではない」

と表示するんじゃなくて

遺伝子組み換えのものに

「遺伝子組み換え」と表示するよう

義務付けてほしいと思う私です。

 

③業者を選ぶ

 

(NPO法人オーガニック事業協会作成)

遺伝子組み換え食品や

ゲノム編集食品を使わない

という意思表示をした業者から

商品を購入するという選択です。

また、表示がない場合も

多くの通販サイトなどには

問い合わせフォームがあるので

 

情報開示の要求をしてみる

 

というのも

 

1つの手だと思います。

(まずは自分が動こう)

情報は積極的に

自分から取りに行く

という姿勢を忘れないでください。

④自分軸を確立する

消費者として一番大切なのは

自分がゲノム編集の食品と

どう向き合うかの態度を確立して

 

意思表明することです。

 

 

別にこれってデモ行進したり

国会前に座り込みをしたりする

ってことだけではなく・・・

例えばね。

私は家族や大切な友人たちには

 

こう伝えています。

 

遺伝子組み換え食品や

ゲノム編集食品は

自然に沿っていないモノだから

(自然からかけ離れたモノ)

私は食べ(させ)たくない!

自然の中で自然に沿って生きることを

私は大事にしたいから

食べ(させ)たくない!

だけど

最終的な除去に関しては

あなたの判断に任せる

その判断に口出しはしません

って。

 

 

 

「どうして嫌なのか」

 

「どこまで除去したいのか」

 

 

 

といった問題意識を

 

きちんと共有しない限り

 

ゲノム編集に違和感を感じる者と

 

感じない者の溝が埋まりません。

 

 

 

自分の思いを押し付けたり

 

無理矢理同意させる必要は

 

全くありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手が大切な人であればあるほど

 

自分の考えや

 

そこに至った経緯も含めてきちんと

 

シェアすることが大事

 

だと思います。

 

 

(photoAC)

 

 

 

 

 

 

そして、最も重要となるのは

 

シェア後の判断は

 

相手に任せること。

 

 

 

 

決めるのは本人です。

 

それが我が子であっても、です。

 

 

 

 

 

<自分・自分・自分>

ゲノム編集はその

 

技術単体ももちろんですが

 

日本の食品表示の在り方に

 

問いを投げかけている気がします。

 

 

 

「多様性」と

 

よくいわれるようになりましたが

 

体の構造は同じ人間でも

 

心の中に持っている

 

信念や良心

 

当然異なります。

 

 

 

ゲノム編集食品の安全性は

科学的に証明されていないため

どういった影響があるか分からない

という状況が余計に

不安を募らせているわけですが

(Pixabay)

もし仮に今後

「身体に悪影響がないとしても

ゲノム編集食品は食べたくない」

 

という人がいたときに

 

どこまで寄り添って

 

情報開示をしていくか・・・

 

 

 

 

それもこれからの世論が

 

決めていくと思います。

 

 

 

 

 

 

 

私はおそらく、この先科学的に

 

「ゲノム編集食品は全く

身体に悪影響がない」

 

もしくは

 

「ゲノム編集食品は

健康にとって有益だ」

 

と証明されたとしても

 

ゲノム編集食品を口にしないことを

選択するだろうと思います。

(Pixabay編集)

私の自分軸を支えているベースに

「できるだけ

 自然に沿って生きたい

(不自然さから離れたい)

という想いがあります。

(Pixabay)

遺伝子を操作する、なんてこと

私にとっては

不自然以外の

なにものでもないわけです。

たとえそれが

身体に悪影響がないことであっても

です。

もちろん、世の中には

「身体に悪影響がないと分かれば

 ゲノム編集食品も大いに利用したい」

という方もいると思います。

自分の本質がそれを望んでいるならば

それでいいと思います。

私が言いたいのは

なにが正しくてなにが間違いか

ではありません。

なにを自分が「快」と感じるか。

そこに意識を向けてってこと。

ジャッジは必要ない。むしろそこは

どうでもいいことです。

ゲノム編集食品の安全性を調べただけで

 

満足して終わるのではなく

 

自分がどうしたいのか

 

というブレない軸を確立させた上で

 

 

 

 

社会、環境、経済の観点から

 

ゲノム編集食品が長期的に与えるであろう

 

影響について考える・・・

 

 

 

 

こういった行動の必要性と責任が

 

私たち一人ひとりにある

 

と思っています。

 

 

 

 

 

 

ゲノム編集だけの話ではありません。

例えば「原発」もそうです。

 

(Pixabay)

人は、利便性のみを追求し

 

人間が手に負えないようなものを

 

作り上げてしまう生き物です。

 

現に「安く、安全な電気を作れる」

 

という安全神話をむやみに信じてきた結果

今、放射能汚染によって多くの土地が

 

住めない状況になっています。

 

ガンを発症する人も増えています。

 

 

 

そういえばまた続々と・・・

 

 

 

 

 

 

目先の利益だけを求めたことによって

 

負う代償は

とてつもなくきいってこと。

 

そして

今生きる世代だけでなく

 

先の先の先の遠い

 

未来の子孫たちにまで

 

その負債が残り続けるってことを

 

再認識すべきだと思います。

私たち人間の愚かさと傲慢さが

 

生態系、自然を壊し

 

地球の寿命をも縮めている。

この事実にいい加減

 

気付かなければいけません。

 

いや、宇宙は私たちに

 

強制的に気付かせてくれてると思う。

 

「567ウィルス」という姿で。

 

(Pixabay)

 

567が終息した後に待っている世界は

 

今、もしくはこれまでの世界とは

 

全く違うものになるはずです。

 

決して

 

元に戻ることはありません。

 

 

 

今私たちが置かれている状況

 

これらが意味することがなんなのか・・・

 

 

 

 

一人ひとりが、問題意識をもち

 

本当に守るべきものは何かということを

 

問う必要があるのだと思います。

 

 

 

さて。

 

あなたが最も守りたいモノは

 

なんですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合掌