今日はおむすびの日【勘違いママへ】まさか消毒後ラップでおむすびにぎってる?
2023/01/17
一昨年5月に亡くなられた
寄生虫博士の藤田氏は
私の尊敬する師の1人でした。
日本人の過剰な清潔志向が
免疫力を下げると警鐘を鳴らし
寄生虫や細菌と共生することの大切さを訴え続けた
微生物学の第一人者。
サナダムシを自身のお腹で飼い
寄生虫と宿主の相利共生という関係性を
奥深く追究した方として大変有名です。
(Amazon)
私は
彼の著書との出会いがきっかけで
微生物との共生の重要性を再確認し
腸内細菌の勉強に取り組んだといっても
過言ではありません。
さて・・・
消毒教信者さんたちへ。
お願いします!
そんなに除菌・殺菌・抗菌に
躍起にならないでください!
除菌・消毒成分配合の
ハンドソープで
手洗いし過ぎ
消毒し過ぎです。
だいたいね。
20年連続ハンドソープ売上No.1という
こちらの商品ね。
(ライオンHP)
内容成分はこれですよ?
イソプロピルメチルフェノール
PG
ソルビット液
ラウリン酸
水酸化K
ヤシ油脂肪酸アシルグリシンK液
ミリスチン酸
モノエタノールアミン
香料
ポリオキシエチレントリデシルエーテル
EDTA
塩化ジメチルジアリルアンモニウム
アクリルアミド共重合体液
ベンジルアルコール
赤106
なにか感じてほしいし
せめてそれぞれの成分について
調べてみてほしいなあ。
私たちが目指すべきはこっち。
助菌・作菌・好菌
プラス
育菌&貯菌!!
いまだに
消毒グッズを買いこんでいるママを
かなりの高頻度で見かけます。
スーパーの出入り口でも
幼い我が子の手に
消毒液をたっぷりと塗り込んで。
(そういうママは100%マス9してるしね・・・)
残念でなりません。
(mamasta)
しかしほんといい加減
外そうよ・・・
何度も何度も言ってますが
何度でも何度でも言いますが
そんなに
消毒・・・しないでください。
アルコールだろうが
次亜塩素酸だろうが、です。
(Pixabay)
過剰な消毒がかえって
健康を損なってしまいます。
まだまだ
次亜塩素酸をまきまくり
アルコール消毒液を常備して
「当店は消毒完璧です!」って
ものすごいアピールする
お店や施設の多いこと。
恐ろしい。
こういうのほんと怖い。いらない。
(ZMP)
で、お節介だろうけど
消毒という毒霧の充満したところで
1日中マス9もしながら
過ごしている人たち・・・
大丈夫か!?と心配になります。
というか絶対に
体にダメージは蓄積されてくからね?
今表面的になにも起こっていない
(ように感じている)としても
今後確実に出てくるから。
※先月知り合いの医療関係者に聞いた話。
ここ1年で原因不明の
咳や息苦しさ、胸や頭の痛みを訴えて
病院を受診する人が増えてるそうです。
「567かもしれない!」って
みんな不安になって来院するらしいですが
マス9と消毒をやめれば治るだろう
と私は言いたい。
原因不明なんかじゃない。
原因は明らかでしょ(苦笑)。
そしてもし567だったとしても
風邪の一種であります。
(そもそも567ウィルスというのは
存在を証明されていない)
パニックになって自然治癒力を
下げないでほしい。
さて・・・
消毒グッズとは
まったく無縁な私ですが
まずアルコール消毒について。
まあ今なんでもかんでも
アルコール消毒しましょう、で
どこもかしこも
アルコールのニオイがきつくて
倒れそうな私ですが
そもそもその有害性の前に
アルコール消毒すれば
手はすっかりキレイになるわけ?
先日市役所に用事があり
入り口を足早に通り過ぎようとしたら
案の定止められて(笑)
「消毒してください」と言われたので
目の前のトイレを指差して
「じゃトイレで石けんで手洗いしてきます」
と言うとすぐさま係員の女性は
「いえ、そんなことしなくても
消毒で大丈夫ですから」
と怪訝そうに仰いました。
アルコール消毒すれば確かに
ウィルスは不活性化し
菌は死ぬでしょう。
でもその死骸は残るよね?
消えたわけじゃないでしょ?
そういうこと。
微生物の死骸には
いろんな毒素があります。
よく知られているのは
LPS(リポポリサッカライド)という
細菌の細胞壁を構成する成分ですがこれは
敗血症や
エンドトキシンショックを起こす原因
と言われています。
アルコール消毒すれば
ウイルスも菌もいなくなって
きれいになって安全!
って思ってる人はぜひ
1週間ほど
(いやそんなに長くなくてもいいけど)
手を洗わずお風呂も入らず
全身アルコール消毒のみで
過ごしてみてください。
では次に次亜塩素酸消毒について。
ちょっとこちらの
ご覧くださいませ。
薬食審0327004 号で
「人体には安全」としておきながら
注意事項ではこう記載されてます。
これ読んだだけでも
安全無害なんて言えない
と私は胸がざわつくんですけどね。
ちなみに
次亜塩素酸とはなんぞやというのを
専門家の方の言葉を拝借して
説明すると。
次亜塩素酸は生物を構成する物質である
糖、タンパク質、脂質などの
構造を壊します。
糖、タンパク質、脂質などの
構造を壊します。
微生物の体(細胞)を構成する
有機物を広く攻撃し、その結果
生命活動を阻害して、
微生物を死滅させるんです。
ここが抗生剤のアプローチと違うとこ。
次亜塩素酸が微生物を死滅させる
メカニズムはとっても多面的で
あらゆる角度から攻撃していきます。
・脂質・タンパク質の変性させて
組織構造を破壊する
・細胞膜の透過性を変化させて
電子の流れを阻害する
・細胞中にあるエネルギーを消費して
エネルギー総量を減少させる
・酵素を阻害する、などなど。
つまり次亜塩素酸は
有機体に
細胞レベルでダメージを与えて
壊していくってこと!
(Pixabay)
はい、ここで確認です。
人間=有機体。
私たちは
ヒトの細胞と細菌から成る
「超有機体」ですよ?
次亜塩素酸は有機体を
壊す働きがあるんだよね?
次亜塩素酸は
細胞そのものを壊す
働きがあるんだよ?
どうして
ヒトの細胞には安全だ
なんて言えるんだろうか。
ウィルスだろうと細菌だろうと
それらを始末する(殺す)ってことは
自分(人間)も一緒に
始末する(殺す)ってことなると
なぜ気づかない?
だって
ウィルスも細菌も人間も
地球上に存在する生命体という意味では
同じなんだから。
ウィルスという生命体にのみ有害で
人間という生命体には無害
なんてモノがあるわけがないと
私は思うんだけど・・・。
(Pixabay)
微量だとしても毎日吸い込んでいれば
塵も積もればなんとやら、です。
粘膜も
肺胞も
細胞の脂質もタンパク質も・・・
少しずつ溶かされ
確実に壊されていきます。
次亜塩素酸ナトリウム消毒液が原因で
新型コロナ肺炎と同様の症状を発症
ちなみに
次亜塩素酸水と
次亜塩素酸塩(キッチンハイター)は違うから
次亜塩素酸水は安全なんだ
という意見がありますが
次亜塩素酸水と次亜塩素酸塩の違いは
塩素ガスを発生させるかどうかです。
確かに
塩素ガスを発生しやすくて
注意を要するのは
次亜塩素酸塩ですが
(キッチンハイター)
今ここで主題となっている
微生物を殺傷するという
塩素の毒性については
どちらも同じと私は捉えます。
<消毒剤=毒という認識>
そもそもなんでもかんでも
邪魔なものは消すという人間の傲慢さが
事態を複雑化させていきます。
もちろん日本だけじゃなく
中国で新型567ウイルスの
感染拡大が始まった頃には
世界各地で
「大規模な街中の消毒」が
繰り返されました。
この消毒に
どのような薬剤が使われていたか
を考えると・・・間違いなく
他の生き物も殺しただろう
(じわじわ殺していくだろう)
ってことは分かります。
新型567ウイルスの消毒剤に
何が使われていたのか・・・
国によって違うとは思いますが
おそらく一般的には
第四級アンモニウム塩
が使われたはずです。
実際アメリカ環境保護庁 (EPA)が 発表した
「新型コロナに対して有効な消毒成分」は
以下のようになっています。
・第四級アンモニウム塩
・過酸化水素
・次亜塩素酸ナトリウム
・二酸化塩素・フェノール
等
で、重要なのは消毒によって本当に
新型567ウイルスを死滅できたのか
ということではなく
消毒に使われたであろう
第四級アンモニウム塩が
人間の常在菌と
身体機能そのものに
激しく悪影響を及ぼす
物質である、ということです。
ていうかこれ、wikipediaだけどね。
↓
!!!
なるほど。
第四級アンモニウム塩は確かに
ウイルスを「殺す」のに有効
かもしれませんが
人間を殺すのにも有効です。
自分の命を引き換えにしてでも
ウィルスを殺す必要があるのか??
それこそ本末転倒
じゃないですかね。
現在、世の中にはこういう殺人薬剤が
たくさん出回っています。
(あ、この第四級アンモニウム塩は
みんな大好きなあの商品にも入ってます)
(出典)
Quat(クウォット)とは
第四級アンモニウム化合物の総称です。
「特定の除菌成分の総称です」という
曖昧な記載の仕方も私は気に入らない。
多くの人々は、こういった毒物を
毎日何度も身体に取り込んでるんです。
(部屋にも、服にも、布団にも吹きかけているんです)
毒で手を洗い
毒を家中に撒き散らし
毒を吸い込んでいる。
さらに
「タバコ病」と言われていた
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の
最大の発症要因が
第四級アンモニウム塩を含む
漂白剤と消毒剤である
というような興味深い記事もあります。
<あのWHOも!?>
WHO(世界保健機構) が公式に
Coronavirus mythbustersという
動画を配信しています。
「コロナウィルスについての迷信」
というような意味ですが
日本語訳するとこうなります。
漂白剤などの消毒液は
絶対にスプレーしたり
体内に入れたりしないでください。
これらの物質は、摂取すると毒性があり
皮膚や目に刺激や損傷を与える可能性があります。
漂白剤および消毒剤は、表面の消毒にのみ
慎重に使用してください。
塩素(漂白剤)やその他の消毒剤は
子供の手の届かないところに置くことを
忘れないでください。
空気中にスプレーはしてはダメ。
体内に取り込んでもダメ。
だけど表面の消毒のみに
慎重に使用してねって・・・
なんだそれ。
無理がある。
はい・・・
空気中に漂白剤を散布しても
大気中に無数に存在する
菌やウィルスをすべて
殺傷することはできません。
それどころか
漂白剤を吸い込んだり
漂白剤が皮膚や粘膜につけば
私たちが殺傷されることに
なりかねません。
思い出してください。
カビ◎ラーを使うと皮膚がぬるぬるするのは
皮膚の表面のたんぱく質を溶かすからです。
パイプ◯ニッ◯ュを使ったことがあります?
髪の毛なら30分くらいで溶けてしまいます。
そういうものを今みんな
吸ったり塗ったりしてるってこと。
<シンプルに考えて>
世の中にはたくさんの情報がありますが
私がいつも頭に置いている
法則があります。
それが
「ひふみの法則」です。
これらのものは
買わない、使わない、拡めない。
ひ…非伝統的な物
ふ…不自然な物
み…未体験な物
シンプルでしょ。
地球のことを考え
身体にいいものを選んでいたという
自然派ママが、今回の567騒動で
テレビや世間の情報の波にのまれ
使い捨てマス9や除菌グッズを
買い込んでいるという状況を
私は何度となく目の当たりにしています。
しっかりしてくださいよ。
私たちの身体には数百種類の常在菌が
互いに絶妙なバランスで
関わり合いながら生息していて
病原菌やウィルスの侵入を防いだり
身体機能を保ったりと
私たちの健康を守ってくれています。
ちなみにちょっと確認だけどね?
人の体で体外環境に接しているのは
皮膚(や粘膜)です。つまり皮膚は
体(の内側)を外敵から守る
壁になってくれてます。
わかりやすく例えるなら
防波堤みたいなもんです。
で、この壁(皮膚)には多種多様な
常在菌が棲みついていて
さらに分泌された油分なども張り付いていて
有害な病原体の侵入や増殖を
防いでくれてます。
(高波から街を守ってる感じね)
除菌殺菌をするってことは
この防御壁(防波堤)を自らせっせと
壊しまくっているってことだけど
わかります?
波がきたら一瞬で
街は壊滅状態になるよね?
(東京新聞:鬼怒川氾濫)
もし、もし、万が一
消毒剤が身体に悪影響を与えない
となったとしても
地球上・自然界にもともと
存在しないものであることは
間違いありません。
私たちの体は自然の一部で
死んだら土に還ります。
自然に還る私たち人間の身体は
不自然なものを使えば使うほど
自然との共存が難しくなります。
じゃあ自然との共存とは何か?
それは
ウイルスや自然発生した菌などを
受け入れながら
体が自然な流れに沿って
自己免疫を上げていくこと。
つまり無理なく自然に
抵抗力・抗体をつけるってことです。
そうそう
(Pixabay)
おにぎりもいつからか
素手で握らないことが
(ラップとかビニール手袋使うとかね)
当然のようになってしまいましたが
・・・
私は意地でも(笑)
素手で握ります。はは。
私の手にいる常在菌込で
子どもたちに
食べさせたいからです。
あ、あと私が素手で
おにぎりを握るのは
ラップそのものが有害
ってこともありますよ。
長くなるからさらっと要点のみ
お伝えすると
ラップの原材料ってね
だいたい3種類なんです。
・塩化ビニリデン
・塩化ビニル
・ポリエチレン
どれであろうが私は
食品に使うことはおすすめしません。
特にレンチン大好きな人、気をつけて。
よくパッケージに
「無添加ラップ」と表示されているのが
ポリエチレンのラップです。
ちなみに国際がん研究機関では
塩化ビニルは
ヒトに対して発がん性がある
塩化ビニリデンは
ヒトに対する発がん性について分類できない
としています。
この「分類できない」ってのが曲者だよね。
発がん性について安全ということではないし
がんに対してはリスクがなかったとしても
ヒトへの影響として
人事不省(昏睡状態)にいたる中毒を生じさせることや
腎臓と肝臓の障害を引き起こすことが
報告されてますからね。
(資料)
もちろん過度に敏感になって
恐れることはないんだけど
ラップを使う時は
・食品との密着具合
・加熱(高温)具合
に注意を払うこと。
これは最低限必要だと思います。
我が家は電子レンジはないし
食糧を保存する時は
紙袋かガラス容器がほとんどなので
ラップ(フィルム)って必要ないんだけど
「みつろうラップ」は常備してます。
けっこう便利よね。
さあ、話を戻して・・・
菌っていうとなんだか
邪魔なもの
いらないもの
汚いもの
というイメージが強いんですが
身体を無菌にすることの方が
よっぽど怖ろしいってことを
まずは分かっていただきたく思います。
(Amazon)
今世の中は、いかにして
ウィルスや菌を殺すか
ということに
全精力を注いでいますが
毒は
ウイルスや
菌ではない
(消毒の方だ)
ということに気付いてね。
じゃあどうして消毒消毒と騒ぐのか?
そうなると儲かる人がいるからです。
そして
情報に惑わされ必要以上の恐怖と不安で
パニックに陥り免疫力を落とし
生命力を失う人が増えることを
望んでいる人がいるから・・・。
(Pixabay)
しっかりしましょう。
パンデミックの中で、わざわざ
自らの防御システムを崩壊させて
どうするんですか。
私たち人間には本来
特別なことをしなくても
病原体に対抗できる
システムと
メカニズムが備わっています。
そこを忘れずそして自分自身の体を
信じてほしいと思います。
尽力すべきは
本来もつ自分の
生命力・自然治癒力が
存分に発揮できるようにすること。
それだけで充分です。
余計なことをして
身体の機能の邪魔をしないように。
ね。
合掌