今日は【クレープの日】カラフルお菓子・化粧品には気をつけて!!
2023/02/19
今日はクレープの日です。
先日職場の若い女の子が
差し入れを持ってきてくれました。
衝撃を受けました。
もんのすごいカラフルな
クレープ(ミルクレープ)だったんです。
(出典)
反射的に
直感的に
「やばい」と思いました。
他の同僚たちは
「わあ〜かわいい〜」
「きれーい」
「おいしそー!」
って盛り上がってたんですが。
私は口にできませんでした。
もちろん
「おいし〜!」「幸せ〜!!」って
心地よくいい気分で食べられるなら
それでまったく問題ありません。
ぶっちゃけ、なにを食べても大丈夫です(笑)
ただ、私は
これまでに得(てしまっ)た知識と経験から
食べたいと思えず・・・。
そこに強い抵抗の波動が湧き上がりまして。
「せっかく持ってきてくれた人に
失礼じゃないか」
そんな意見があるのも重々承知です。
でも
私は自分が食べたいと思わないものを
無理して忖度して食べる気は全くないので
食べませんでした。
ここは賛否両論あるでしょうが
私は嫌なものは嫌なのです(汗)
さて。
色鮮やかな食品を見た時
美味しそー!!って思う人・・・
お腹がぐるぐる鳴っちゃう人・・・
ちょっと危険です。大変です。
あなたの脳は騙されています。
どういうことかって
ま、例えたら
こういうこと。
見た目が明らかに、な人に勇気を振り絞って
英語で話しかけたら
流暢な日本語で返された・・・
という経験ありませんか?
私はあるんですけどね。(笑)
英語で話しかけたら
流暢な日本語で返された・・・
という経験ありませんか?
私はあるんですけどね。(笑)
(wikipediaより)
伝わった?
つまり
私たちの脳はまあまあなレベルで
おっちょこちょいです。だから
目に入る情報だけで
物事を判断すると
その本質を見失うよ
ってこと。
お気をつけくださいませ。
(Pixabay)
平成25年11月、それまで「薬事法」
と呼ばれていた法律が改正され
薬機法
と呼ばれるようになりました。
ご存知でしたか?
これ、その名前からしてもなんとなく
医療従事者にしか関係ない法律
みたいに思いがちですが
実は私たち一般人にも関わりの深い
・医薬部外品や化粧品の品質
・有効性・安全性
に関するものが含まれてます。
そしてここに着色料についての
省令も存在します。
さて。
日本国内で使用されている着色料には
大きく分けて2種類ありまして
天然着色料
(植物や動物といった
天然素材から抽出した色素)
と
合成着色料
(化学合成して作り出した人工の色素)
なんですが
(共立食品HPより)
特に注意すべきものが
合成着色料の
タール色素でしょう。
じゃあタール色素って?
タール色素はもともとは
コールタールから得られる
(コールタール↑出典)
ナフタレン
ベンゼン
フェノール
ベンゾピレン
などを原料に
合成して作られたものなので
タール色素っていう名前なんです。
ただし現在は
コールタールではなく
石油を精製する際に出る
ナフサを原料にしているようです。
(ナフサ色素、って名前変えなきゃね)
ちなみにナフサは
原油を蒸留分離する時にできるので
別名『粗製ガソリン」『直留ガソリン』
とも呼ばれていますデス。
(Pixabay)
で、こういうものね↓
(職場のあんぜんサイトより)
つまり、タール色素ってのは
危険物からできてる
という認識でかまわないかと。
で、タール色素は
以下のように分けられていまして
第一部・・・外用医薬品以外の医薬品
第二部・・・外用医薬品
第三部・・・粘膜に使用されることのない
外用医薬品
法律独特の言い回しで分かりづらいですが
例えば第一部のタール色素は
薬やビタミン剤等の色付けに使えるよ
ということです。
ちなみに・・・
第一部のタール色素とは
以下のようなものになります。
赤色2号
(アマランス)
最も危険度の高い色素。
アメリカでは使用禁止。
発がん、不妊、
アレルギーの可能性有。
赤色3号
(エリスロシン)
アメリカ、ドイツでは使用禁止。
発がん、貧血の危険性有。
赤色40号
(アルラレッドAC)
発がん・アレルギー誘発の恐れ。
赤色102号
(ニューコクシン)
北米では使用禁止。
アレルギー誘発・貧血の恐れ。
赤色104号
(フロキシン)
使用禁止国多数。発がん性有。
遺伝子突然変異の原因にも。
赤色105号
(ローズベンガル)
使用禁止国多数。発がん性有。
甲状腺・肝臓・腎臓への悪影響。
赤色106号
(アシッドレッド)
使用が許可されているのは
日本だけ!
発がん性有。肝機能障害の危険性。
黄色4号
(タートラジン)
喘息発作や蕁麻疹、鼻づまり
充血などのアレルギーを誘発。
食欲不振や下痢などの
急性毒性が強い。
人間の致死量は、推定500g。
ノルウェー、オーストリア
フィンランドでは
食用への使用を禁止。
黄色5号
(サンセットイエローFCF)
ヨーロッパでは子どもの
発達障害の影響があると明示。
発がん・アレルギー
下痢の可能性有。
お菓子や清涼飲料に
使われることが多い。
↓海外では禁止又は制限されているもの
(2018女性セブン合併特大号より)
緑色3号
(ファストグリーンFCF)
発がん性・染色体異常の危険性有。
(ファストグリーンFCF)
発がん性・染色体異常の危険性有。
青色1号
(ブリリアントブルーFCF)
ベルギー、フランス、ドイツ、
スウェーデン、オーストリアでは
禁止。
発がん性有。
青色2号
(インジゴカルミン)
発がん性の問題で使用禁止の国有。
独特な紫青色。
(引用元)
第一部のタール色素12個は
厚労省が
食品衛生法第10条に基づき
食品への添加を認めているもの
と同じです。
が
ただ違う点が1つあります。
食品衛生法では
赤色102号
赤色104号
赤色105号
赤色106号
のアルミニウムレーキが
許可されていませんが
薬機法では、多くの色素で
アルミニウムレーキや
バリウムレーキなどが
許可されているという点です。
レーキが許可されるってことは
(レーキ化できる)
つまり
有害性
危険性が増す
ってことですね。
ここでレーキってなに?
と思う方もいらっしゃると思うので
軽く説明しておきますが
「レーキ化」というのは
不溶性にする操作のこと。
この処理をすると粉末の着色や
錠剤のコーティングなどに
とっても都合がいいんです。
だから食品でも
・粉末状のものや
・油脂が多い食品
・糖衣菓子
にはレーキ化したものが
多く使われてます。
薬の場合だと
・胃で溶けてほしくない
・ゆっくり溶けてゆっくり吸収させたい
・少量で効き目が強いから小さな錠剤にしたい
等々、様々な理由でコーティングや色付けが
必要とされてます。
色素の毒性よりも誤飲の危険性回避や
薬効を優先しているんでしょうが
そんなことよりなにより私は
薬自体が毒だと思ってるので
ノーコメントです(苦笑)
ちなみにこの法律(薬機法)は
動物用医薬品にも適用されています。
動物専用抗生剤に
青色に染められた錠剤があるんですが
人間用医薬品との誤飲を避けるために
人間用ではあまり見かけないような
鮮やかな色にしているそうです。
もちろん動物にとっても薬なんて
毒以外のなにものでもありません。
(獣医医療開発株式会社HPより)
ま、でも身体には悪いのかもだけど
食品や医薬品に許可されてるんだから
食べちゃってもいいんだよね?
そもそも微量しか含まれてないんだしさ。
きっとそう思う人が多いんです。
いいえ。
例え微量であっても
摂取し続けることの危険性を
軽視してはなりません。
そして『国が指定する成分』というのは
決して『国が安全を担保している成分』
という意味ではありません。
そもそもね、タール色素は
なにからできてました?
そう、ナフサ。
(出典)
ナフサは別名
「粗製ガソリン」ですよ。
ね?
摂取してもすぐには
身体に異変が起こらないから
微量ずつならガソリン
飲んでもいいんだよって・・・
それ、納得します?
さらにタール色素の使用に関しては
食品だけでなく
化粧品にも気を配らなくてはいけません。
(Pixabay)
日本の化粧品に使用可能なタール色素は
83品目、その内
自然と口の中に入っていく可能性の
極めて高い口紅に使用可能なものは
58品目もあります。
ちなみに口紅やグロスを使う女性は
一生で
約30本の口紅を食べている
といわれます。
気持ち悪い・・・
(Pexels)
海外をみてみると、アメリカでは、口紅は勿論
アイライナーやアイシャドウなどの
目の周囲に塗る化粧品も
一切のタール色素の使用が認められていません。
チークなどは頬にのせるだけとはいえ
経皮吸収の可能性が十分あり
色素沈着や肌荒れの原因にもなりえます。
さらに色素の毒性のみならず
それをレーキ化したもので
(アルミニウムレーキ)
アルミニウムアレルギーが出る可能性も
忘れてはなりません。
特に夏用化粧品は
汗や水で流れ落ちてしまうと困るので
レーキ化が必須となってます。
ではここで
天然着色料なら
安心安全なのか。
天然って言葉がつくと
なんだか身体に優しそう!
って思いがちですが
油断してはダメです。
その一例として・・・
天然色素の中に
「カラメル色素」があります。
こちらでも書きましたが
「カラメル色素」はNGです。
さらに・・・
<薬品による有害性>
赤キャベツ色素のように
水にさらすだけで色素が外部に
出てくるものもありますが
ほとんどの着色料は化学薬品を用いて
色素を抽出します。
また、水にさらすだけで
色素が抽出できるものでも
より濃い色を短時間で抽出するために
化学薬品を用いることもあります。
食品の成分表示に
天然色素の種類が書かれていても
その色素を抽出する薬品については
記載されていないことがほとんど。
つまり
色素の抽出薬品に
何を使用しているかを考えると
天然着色料だからと言って
100%安心できないんです。
<原料による有害性>
例えば天然着色料の
アカネ色素。
それまで発がん性はないとして
使われていましたが
2004年に腎臓がんの発生が確認され
添加物名簿から消除されました。
また
コチニール色素においては
原料に使用する「エンジムシ」由来の
(wikipedia)
特定のタンパク質が原因と考えられていますが
コチニール色素を使った食品や化粧品の
製造に関わる人や消費者の中に
喘息や
アナフィラキシーショックなどの
アレルギー発作が報告されたことから
2012年5月11日に消費者庁より
注意喚起の情報が発表されています。
着色料は私達の食文化の一翼を担ってきた
大事な要素であり
食欲をかきたて食に華を添えるために
欠かせないもの。
そうかもしれません。
また、落ちにくく
色が長持ちする化粧品は世の女性たちの
モチベーションを上げてくれました。
デート中食事をしても
グラスの縁を気にしなくてもいいし
気兼ねなくキスもできる(笑)
はい、そうかもしれません。
(Pixabay)
ですが
見た目が良いから
便利だから
という理由だけで
明らかに毒である物質を
食べたり使ったりしてよろしいか。
これは”健康”を願う全ての人
そして特に
家族の健康を担っているママは
しっかりと意識してほしいと思います。
とまあ
力説しといてアレなんですが・・・
こういう話をする時に私がいつも
自分でも気をつけたい
みんなに伝えておきたい
と思っていることがあります。
それは
極端にならない
&
完璧を求めない
ってこと。
○○が身体に悪い
っていう情報をキャッチしたから
今日から○○を
一切使わない!!
とか
●●は健康にいい
っていう話を聞いたから
今日から毎日必ず
●●を食べる!!
とか。
素直で真面目な人ほどこうなります(笑)。
私も以前はそうでした。
身体にいいものを
食べる(使う)
という行為が目的になってしまい
本来目指すべきゴールを見失う。
(→幸せに生きること)
例えば。
身体に悪でしかないとされるコンビニ弁当を買うことで
その分フリーになった時間を家族団らんの時間にあて
笑顔で過ごす時間を増やすのか。
(Pixabay)
それとも
時間と労力をかけて
安心安全な食事を用意することに必死になり
結果疲れ果てて
(Pexels)
身体が喜ぶのは
どちらだろう。
ほら、世界最高齢のご老人が
たばこをスパスパふかしながら
取材に答えてる場面
見たことありません?
このおばあちゃんなんて
たばことコーラが
長寿の秘訣って答えてます。
たばこは
百害あって
一利なし
これは
しっかりしたエビデンスもあって
周知の事実。
それにコーラなんて私からすれば
飲み物ではないです・・・。
(コーラはトイレを掃除するもの!?)
にも関わらず
長寿の秘訣
になっていることも確かな事実。
要は
どんな悪者にも、必ず
光の面があるってこと。
光があれば
必ず
影がある。
陰陽の法則ですね。
絶対悪とか絶対善ってないんですよ。
それに
健康を害する要因は当然ながら
たった1つではありません。
食べ物はもちろん
生活スタイルや価値観
口にする言葉や置かれた環境
家族関係、人間関係・・・
いろーんなものが複雑に絡み合って
関係しています。
だから
添加物の情報を得たからといって
闇雲に怯えて
全てを排除しようとする必要は
まったくなく
いろんな方面からの
アプローチ方法を知り
・自分はどこを譲れないのか?
・今の自分の生活スタイルや
健康状態に合うのはどれか?
を考えればいいんです。
何事もバランス。
何事も全体を見る。
(Pixabay)
一生懸命に必死になってやり過ぎると
それこそストレスがたまっちゃって
身体に悪影響。
本末転倒になります。
うまく伝わってますか?
有害物質に関するアウトプットは
今後も全力で続けていきます。
その情報をどのように活用するのかは
受け取ったあなたが決めること。
ジャッジは必要ありません。
賛成も反対もいりません。
ただ、ちょこっと立ち止まって
自分や自分の大切な人の健康を
振り返るきっかけになれれば
と思っています。
今日も私の発信が
どこかの誰かの
お役に立てますように。
合掌
おうちですぐに始められる
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