今日は【天ぷらの日】狂った油でクレイジーな脳と身体のできあがり

2023/03/23

今日は天ぷらの日だそうです。

 

揚げたて熱々の天ぷらは

 

本当に美味でございます。

 

 

 

 

好きな具はなんですか?

 

 

・海老

・舞茸

・鶏肉

・茄子

・さつまいも

・レンコン

・シソ

・かぼちゃ

 

 

 

ん〜迷う(笑)

 

 

(Pixabay)

 

 

 

 

 

 

 

揚げ物といえば油。

 

油といえばやはり気になる

 

トランス脂肪さん(酸)

 

とっても有名ですから

 

知らない人はいませんよね。

 

 

 

 

ではではこのトランス脂肪酸とは

 

一体

 

どんな油なんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランス脂肪酸については

 

健康に悪影響を与える最有力候補として

 

認識している方も多いと思いますが

 

実はその常識が

 

正反対だった時代があります。

 

※記事中のトランス脂肪酸とはすべて

 人工のトランス脂肪酸を意味します。

 

 

 

 

 

そもそもトランス脂肪酸は1902年に

 

ドイツのウィルヘルム・ノーマン博士が

 

常温で液体の

 

植物油に水素を添加して

 

固形の油を人工的に作り出す

 

方法を発見したことから広まりました。

 

 

 

 

そして、60年ほど前には

 

動物性由来の飽和脂肪酸である

 

「バターは健康に害がある

(これデタラメですが)

 

と報告されたことから

 

 

調合された植物油である

 

「マーガリンやサラダ油が健康的だ

(これもデタラメです)

 

としてアメリカで

 

多用されるようになったわけです。

 

 

 

 

 

 

その後、1990年代に入ると

 

トランス脂肪酸の健康上の

 

悪影響に対する指摘が

 

相次ぎました。

 

 

 

ハーバード大学の研究でトランス脂肪酸が

LDLコレステロールを増加させて

HDLコレステロールを減少させることで

心疾患の大きなリスク要因となる

と結論付けたことで

 

トランス脂肪酸の害が広く

知られるようになります。

 

 

引用

 

 

 

 

 

 

2003年に

 

ナビスコやマクドナルドに対し

 

製品に含まれるトランス脂肪酸で

 

健康被害がある

 

と訴訟が相次いだことを受け

 

アメリカでは2006年に

 

トランス脂肪酸の表示を義務化。

 

引用

 

 

 

2013年には食品医薬品局(FDA)が

 

トランス脂肪酸の使用規制を発表し

 

さらに2018年6月以降

 

原則使用を禁止しました。

 

 

 

 

アメリカ以外にも

 

デンマークやスイス

 

オーストリアなど

 

世界各国でもトランス脂肪酸の

 

規制流通禁止

 

を行っています。

 

 

 

中国や韓国、台湾、香港といった

 

アジア圏でも

 

表示を義務付けていますが

 

 

 

 

 

 

日本ではあくまで企業努力だけで

 

使用規制

表示義務

ありません。

 

 

 

 

 

 

WHO(ですら?)は、2018年5月14日に

独自ガイド「REPLACE」を発表し

 

5ヵ年計画として

世界各国からトランス脂肪酸を撲滅するよう

呼びかけてます。

 

(WHOHP

 

 

 

 

 

 

WHOの推計では年間50万人が

 

トランス脂肪酸の過剰摂取による

 

心血管疾患で死亡しているとされ

 

さらに他の病気も

 

トランス脂肪酸の影響を受ける

 

としています。

 

(補足:

 トランス脂肪酸がもたらす健康リスクのデータは

 食生活の内容からトランス脂肪酸の摂取量が多い

 欧米人を対象としたものがほとんどです。

 日本人の場合でも同じ影響があるかは

 解明されていません。しかし、食の欧米化が進む

 現代社会において、無視できない事実であることは

 確かです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳の60%は油>

 

(Getty Images)

 

 

 

人間の細胞をつくるのに

 

良質の油が必要なことは

 

みなさんご存知だと思います。

(もちろんアミノ酸も同じくらい大切ですが)

 

 

ここで残念な事実。

 

 

 

 

口にした油が良質の油でなくとも

 

摂取されれば身体はその

 

良くない油で細胞を作っちゃいます。

 

 

 

細胞といっても、油の担当は細胞の膜の部分です。

体に必要な栄養、酸素もろもろは

この細胞膜を介して通過します。

つまり、ここが丈夫だと

外部に対する保護もしっかりできるってことです。

 

しかし!

 

ここにトランス脂肪酸が介入してくると

 

細胞膜の機能が不安定になってしまいます。

 

 

 

 

もう少し噛み砕きます。

 

トランス脂肪酸が体に入ると

 

体はそれを分解

 

代謝しようと働きます。

 

 

ただ・・・、トランス脂肪酸は

 

自然界のものじゃないから

 

分解にめちゃくちゃ時間がかかる。

 

つまり、たくさんのエネルギーと

 

大量のミネラルやビタミンが使われます。

 

 

体に必要な要素が

無駄に使われてしまう

 

んです

 

 

 

 

そして苦労して分解した後

 

トランス脂肪酸はどうなるか!?

 

①活性酸素をたくさん発生する

細胞膜に悪い影響を及ぼす

処理による残骸で

 血液をドロドロにする

 

 

 

 

 

はい、最悪です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<植物油は体に優しい、の嘘>

 

 

 

思い出してください。マーガリン。

 

画像元

 

 

 

マーガリンは植物油が原料だから

 

バターよりずっと体にやさしい

 

と勘違いしていませんか。

 

 

 

植物油は【不飽和脂肪酸のかたまり】で

 

体の中をくねくねしながら

 

液体の姿で移動し

 

遊離してさらさら血液を作ります。

 

 

 

この不飽和脂肪酸は

あちこちにくびれ(二重結合)のある形をしてます。

だからくねくねスムーズに動き回れる。

(飽和脂肪酸はくびれがなくまっすぐ、です)

 

引用元

 

 

 

このくびれがあるってことが実は

 

ある意味危険でもあります。

 

なぜならそれは乳化しやすい

 

ってことでつまり

 

酸素があればすぐ酸化してしまう

 

ってこと。

 

引用元

 

 

 

 

 

 

油が酸化したら嫌ですよね、だから

 

酸化防止の為に

 

水素添加という方法で油の性質を

 

科学的に変化させてしまったのが

 

トランス脂肪酸なんです。

 

 

繰り返しますよ。

 

 

 

植物油の性質を科学的に変化させたものが

 

トランス脂肪酸。

 

つまり、もうこの時点で

 

植物油ではない。

 

 

 

 

だってこれ、言い換えると

 

油をプラスティック化する

 

ってことだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

純粋な植物油は酸化が早い。

 

常温では固まらないし

 

酸化します。

 

 

 

 

 

でもマーガリンは? 

 

 

 

 

 

スーパーの陳列棚に

 

長い間置いてても平気。

 

腐りません。

 

 

臭いも変わらなければ

 

虫もほとんど付きません。

 

あ、カビなんか絶対生えないし。

 

 

 

 

 

こんなに不自然で

 

自然界に存在しない油なんだから

 

体に入ってくればそりゃ

 

悪さするでしょ、当然。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方・・・

 

(Pixabay)

 

 

 

バターは違います。

 

カビ、生えます。

 

ちなみにマーガリンの

 

トランス脂肪酸含有量は

 

バターのなんと倍です。

(補足:食品に含まれるトランス脂肪酸には、

    人工のトランス脂肪酸と、

    天然由来のトランス脂肪酸があります。

    バターに含まれるものは天然由来です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<トランス脂肪酸だらけ>

 

 

さてさてじゃあ

 

マーガリンだけ避けてれば安心か?

 

 

 

いや、そもそも

 

マーガリンを単体で食べる人なんて

 

ほとんどいないでしょ。

 

注意すべき点は

 

普段なにげなく食べている食品の中に

 

トランス脂肪酸がどれくらい

 

混入されてるかってこと。

 

 

 

 

マーガリンのほかにも

知っていて欲しいものを

いくつか挙げておきます。

 

 

 

出典

 

 

 

・ショートニング

・植物油(製造過程が問題)

・市販の菓子パンやお菓子類

・カレー・シチューのルウ

・マヨネーズ

・ファーストフードなどで油を含むもの全て

・冷凍食品

・コロッケやお惣菜などで何度も使用されている揚げ油

 

 

 

 

 

 

ここに私はおまけとして

 

コーヒーフレッシュ

 

ホイップクリームもいれておきたい。

 

(wikipedia)

 

コーヒー党の方ご注意を

 

 

 

「え?コーヒーフレッシュって

 牛乳や生クリームが原料でしょ?

 なにが危険なの?」

 

って思いますか?

 

 

 

いえ、コーヒーフレッシュに

 

 

牛乳も生クリームも

入ってません

 

 

 

ほとんどのコーヒーフレッシュは

 

”植物油、水、乳化剤などの

 

食品添加物”で作られています。

 

植物油がトランス脂肪酸たっぷり

 

なのでさしずめ

 

添加物たっぷりの

 ミルク風トランス脂肪酸

 

ってとこです。

 

 

 

 

 

ちなみに作り方はこんな感じです。

 

1、植物油と水を混ぜる。

 

2、水と油は分離するので
  乳化剤 を入れる。

  すると混ざって白く濁る。

 

3、さらに、とろみをつけるために 

  増粘多糖類(一括表示)を入れて

  カラメル色素で薄く茶色にすると

  いかにもクリームのようになる。

 

4、そこにミルクの香料 (一括表示)

  を入れて、日持ちをさせるために

  pH調整剤(一括表示)を入れて

  

    出来上がり。

 

 

レストランやカフェでは

 

コーヒーフレッシュも常温で

 

山積みに置いてます。

 

 

 

あなたは家で牛乳を

 

常温で置いておきますか?

 

 

 

 

 

ちなみにここでお断りですが

私、決して

牛乳を推進しているのではありません。

 

日本の現状では

安心して飲める牛乳は

ほとんど手に入らないです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段何気なく口にしているものに

 

トランス脂肪酸

 

たくさん入ってませんか?

 

 

 

私が極力

 

冷凍食品に手を出さない理由も

 

実はここにあります。

 

出典

 

 

 

 

 

だって、もともと

 

トランス脂肪酸(添加物)たっぷり

 

なところへさらに

 

電子レンジでチンしたり

 

 

 

 

 

酸化しやすいクッキングオイルで

 

揚げたりすれば・・・

 

 

 

 

 

もうそれは私にとって

 

食べるに値しない物体に

 

変化しちゃってるんです(泣)

 

 

 

 

 

 

 

トランス脂肪酸の恐ろしさは

 

世界的に警鐘が鳴らされておりまして

 

 

 

WHO(世界保健機関)と

 

FAO(国連食料農業機関)は

 

食事からの摂取量は最大でも

 

そうエネルギーの1%未満

 

にするように勧告しています。

 

 

 

 

 

日本人の1日の総エネルギーの1%

というと

年代別にみるとかなり

幅があるとは思いますが

 

だいたい2~3gくらいです。

 

 

 

参考までに・・・

 

お菓子コアラの●ーチ1箱で

1.97g。

あるファーストフードの

フライドポテトMサイズで 3.5g。

パイは4.5g。

ナゲット6ピースで1.5g。

だとか・・・

 

 

 

 

 

知らず知らずのうちに

 

大量のトランス脂肪酸を

 

摂取してしまう現代・・・

 

 

 

 

もう1度言います。

 

 

 

日本は規制なし

です。

 

 

 

 

経済界と政治が結びついて

 

今後も規制は・・・

 

かからんでしょう(泣)

 

 

 

 

 

ちなみに、トクホ(特定保健用食品)ってありますが

これまた、健康食品として売り出してるはずなのに

トランス脂肪酸入りが認定されています。

 

チェックしてくださいね。

 

出典

 

 

 

 

 

 

 

今の日本は

 

「狂った油」とも呼ばれる

 

トランス脂肪酸

 

子どもたちを取巻く食品市場で

 

いくらでも自由に使われています。

 

 

 

 

 

トランス脂肪酸がどうして

 

こんなに使われるのかっていうと

 

最大の理由は

 

低コストで

 

酸化しにくいから。

(気づいてください!

 身体に害にならないものはそれなりに高いし

 自然なものは不自然にいつまでももたない。)

 

 

 

 

 

 

そしてやはり

 

微量ずつだったら

摂り続けてもいい

 

という意見が気になる私です。

 

 

溜まっていくよね!?

 

と思うわけ。

 

 

 

ただし、100%排除!!って

あまりにもガチガチにやっちゃうと

逆効果、にもなります・・・。

恐怖心はそれだけで

自然治癒力(免疫力)を下げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家の子どもたちには小さい頃から

 

「トランス脂肪酸」を極力与えてません。

 

家での食事ではゼロに近かったはずです。

 

ですが、友だちとの外食なんかの時には

 

OKにしてきました。

 

気にしすぎて疲れたり

 

友だちとの時間が楽しめないのは

 

1番身体にストレスだから。

 

完璧主義はよくないです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、長くなってきたけど

 

あと2点ほどお伝えしておきたいことが。

 

 

 

 

まず1点目。

 

油を選ぶのも大事ではあるけれど

 

そもそも油を使った加熱料理自体を

 

減らしてみてはどう?

 

例えばトランス脂肪酸を含まない

 

植物油で料理するとなった場合でも

 

高温で「揚げる」「炒める」「焼く」

 

という調理法だと

 

過酸化脂質をたっぷり生み出してしまいます。

 

だからできれば加熱料理をするのなら

 

日本人の食生活になじんだ

 

 

「ゆでる」

 

「煮る」

 

「蒸す」

 

 

を中心にしてみてください。

 

これも賢い健康術です!

 

 

 

 

 

 

2点目。

 

油の危険性というと

 

トランス脂肪酸だけが

 

注目を浴びがちで

(今回の記事もがっつりその内容ですし・・・汗)

 

故に

 

「トランス脂肪酸ゼロ(フリー)」

 

と書かれてあるとそれだけで

 

安心してしまう人も多いと思うんですが

 

 

 

ちょっと待って。

 

 

 

 

 

 

 

実は・・・トランス脂肪酸を

 

含む含まないというのは

 

油の危険要素の1つに過ぎず・・・

 

 

 

現代人にとっては

 

植物油脂そのものが危険

(PUFA)

 

という状況です。

 

 

 

 

 

ここを説明しようとするとまた

 

かなりのボリュームになってしまうので

 

割愛しますが

 

簡単にいうと、今おそらく多くの方が

 

ヘルシーだと信じてせっせと摂取している

 

菜種油とか〜

 

大豆油とか〜

 

亜麻仁油とか〜

 

コーン油とか〜

 

フィッシュオイルとか〜

 

それが全部やばいです。

 

長期間オメガ3や6を

 

サプリで摂ってます

 

なんて人はほんとに

 

考え直してほしい〜!!

(やめてほしい〜)

 

 

 

※PUFAについては

 ネット上や書籍でも情報があるので

 ぜひご自身でも調べてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では最後に。

 

 

 

 

 

 

植物油の悪影響といえば

 

アレルギーの悪化

 

免疫力の低下

 

が挙げられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

油が細胞(特に細胞膜)を作ることは

 

上述しましたが例えば

 

腸壁や皮膚の細胞膜に

 

トランス脂肪酸が取り込まれると

 

本来のものと

 

構造が違ってしまうので

 

細胞膜に隙間ができ体に

 

有害なものが入り込みやすくって

 

アレルギーなどを引き起こします。

 

 

 

だから良質の油を摂取してないと

 

いろいろと不都合が生じるんです。

 

 

 

 

 

 

 

お子さんにアレルギーがある

 

というママさんたち。

 

子どもの症状がひどくなる原因は

 

レトルトやら外食、また

 

日々与える市販のお菓子

 

だったりするかもしれません。

 

 

 

意識してみてくださいね。

 

引用

 

 

 

 

 

ただし、アレルギーっ子ママたちに

 

言いたいことがあります。

 

我が子の症状に対して

 

悲観的にばっかりなるんじゃなく

 

「アレルギー症状がある」ってことは

 

身体がちゃんと反応して

 

不自然な物質を体内に入れる危険性を

 

察知できてるってことだから

 

寧ろ喜んでくださいませ。

 

あなたのお子さんの身体は

 

とってもお利口なのです。

 

 

 

 

私も娘もアレルギーをもっていますが

 

そのおかげで私は

 

ここまで体のしくみや

 

食べるものに真剣に向き合い

 

学び続けることができています。

 

 

そういう意味でも

 

症状(アレルギー)には

 

心から感謝。

 

 

不調や病気は

敵ではありません。

 

 

 

すべての症状は

 

今あなたに必要だから起きているし

 

全ての症状には

「あなたの生き方に

 どこか間違いがありますよ」

 

っていう

 

身体からのありがたい

 

愛あふれるメッセージが含まれています。

だからできるだけ早く

 

その間違いに気付き

 

修正すればいいんです。

 

 

 

そうすれば必ず

 

身体は応えてくれます。

 

 

 

 

 

 

身体はいつでもあなたの味方。

 

あなたのためになることしか

 

しないのです。そして

 

 

 

体は絶対に絶対に

 

間違わないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合掌

 

 

 

 

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