3.11あの日から12年・・・過去からなにも学ばない『放射能天国』日本
2023/03/11
う〜ん、昨年のこの速報
やっぱりそうくるよね・・・と
妙に落ち着いて眺めていた私。
ロシアウクライナ戦争の勃発時点で
予想できてました。
石油高からの原発再稼働そして
増設の流れ。
いやしかしあり得ない方向に
進んでいくのが我が日本。
原発作ります。
確認です。
2011年3月11日。
この日政府が出した
原子力緊急事態宣言は
今なお解除されてません!
にも関わらず我が国は
原発再稼働を着々と進めてます。
一昨年6月。
美浜原発の再稼働にあたっては
美浜町は2月に同意表明してましたが
日付に注目↓
(NHKニュース)
この前日なにがありましたっけ?
そうです。東北で最大震度6強の
地震が起こりました。
それでも再稼働GOの判断。
いやまあ、福井と福島じゃ離れてるし
関係ないって言われればもう
それまでですけど。
年末には
そして昨年6月には
これはちょうど1週間前(3/4)の
毎日新聞の記事です↓
はい・・・。
気になることは他にも
たくさんあります。
処理水問題・・・。
この春から海に流しちゃいます。
トリチウムってこういうものなんだが↓
(引用)
ちなみにこの「ゆるキャラ」キャンペーン
「復興支援事業の一環」として
電通に約3億円で発注されたとのこと。
↑電通ってどんな企業!?調べてね。
じゃんじゃか再稼働の日本だけど
チェルノブイリ原発は2016年時点で
あと100年封印を目指してましたよ。
はい、この動画も御覧ください。
世界一のオーガニック先進国といわれ
反原発への取り組みが非常に盛んなドイツが
我が国の
「放射能に関する認識レベルの低さと無関心さ」
を風刺した動画です。
表現方法などいささか
不謹慎さを感じはするけれど
大切なメッセージを送ってくれます。
あの日から11年が経過。
(Pixabay)
事故が起きた当時は
放射能汚染の不安がある
食料品については
そのほとんどに測定結果が明記され
消費者も神経をとがらせて
意識していました。
でも今は?
放射能問題が完全に
風化してしまっている
と感じるのは私だけでしょうか。
スーパーに並ぶ生鮮品は震災前と変わらずまるで
何事もなかったかのように
どの産地品も全て同じように販売されています。
一部安全性にこだわった通販サイトなどを除き
放射能測定の結果などを目にすることは
ほぼなくなりました。
そして・・・
消費者の意識自体も
かなり薄れたように感じます。
少なくとも私の周りではもう
食品の放射能汚染が
話題になることはなくなりました。
あなたの周りはどうですか?
どこへ行っても150キロ圏内に原発がある日本。
どう考えてもおかしいのに、考えたがらない日本人。
受験勉強、労働、貯蓄のことしか考えられない日本人。
311が起きても、ちょっと騒いでみて、あとはなかったことにしてしまう日本人。
— U (@wayofthewind) August 22, 2015
<放射性物質による影響>
日本にいる限り
放射性物質の影響からは絶対に
逃げられません。
そこをまず知ってください。
(環境省HP)
放射性物質は、一定のスピードで
放射線を出して壊れます。
この崩壊によって
放射性物質の量が
半分になるまでにかかる期間を
物理学的半減期
と呼びます。
<4つの放射性物質の特徴>
ヨウ素
福島第一原発の事故で
大気中や海に放出された放射性物質の
主たるものです。
体内に入ると甲状腺に入り
甲状腺ガンの原因
となります。
物理学的半減期は8日と、ここに挙げる
放射性物質の中で最も短いです。
(出典)
セシウム
筋肉に入り
様々な病気例えば
心疾患や心不全の原因
となります。
物理学的半減期は30年と長く
長期間の影響があるので、今後
注意が必要です。
(環境省HP)
ストロンチウム
カルシウムと性質が似ていて
骨に蓄積されやすく
白血病などの
血液疾患の原因
となります。
物理学的半減期は29年です。
ストロンチウム90は、カルシウムに似た性質なので体内に摂取されると骨に蓄積されやすく、骨のがんや白血病などになる可能性が高いです。 #Fukushima
【#福島原発】#ストロンチウム90 pic.twitter.com/L4fsXuFfqw— Fredi Terés (@FrediTeres) March 21, 2016
プルトニウム
肺に入り肺ガンの原因になる物質。
半減期は何と24000年です。
(出典)
(Amazon)
テレビや新聞で取り上げられず
人々の口からも
聞かなくなったからといって・・・
放射能問題は
収束したわけでは
ありません。
ちなみに・・・
瓦礫の放射能汚染検査はセシウムなどのγ線核種のみが対象で
毒性の高い放射性プルトニウム、ストロンチウムなど
α線核種とβ線核種の測定は、ほとんどなされていないようです。
原子炉内ではストロンチウムはセシウムと同量のため
セシウムがあるところにはストロンチウムもあると言われています。
また放射性セシウムも、検出下限値の切り上げや測定時間短縮によって
不検出になりえます。しかも、汚染調査は瓦礫の一部を採取して
検査にかけるサンプル調査であり、実際の汚染度より
低く試算される可能性があります。
また安全性アピールのパフォーマンスとして、瓦礫に空間線量計をかざし
上昇が見られないと主張されることがありますが
空間線量計では瓦礫の汚染の有無を判断することはできません。
事故より1年以上、瓦礫は露地に放置されたわけなので
放射能は表面ではなく瓦礫の内部に浸透しています。
表面の線量だけ計っても無意味でしょう。
確かに
表に出ていた放射性物質の影響は
表土除去などの対応によって
縮小したかもしれません。
でも逆に、そこで除去されず
大地の奥深くに染み付いてしまったものや
そこから派生する影響諸々とは
今後も長く長く
向き合っていかなきゃいけない。
つまり
内部被ばくから
身を守る意識をもち知識を身に付け
長期に渡って
対策していく必要があります。
<小児甲状腺がん>
(Facebook)
2015年に福島で起きていた
小児甲状腺がんの多発は
「スクリーニング効果」や
(将来発症するガンを早めに見つけている)
「過剰診断」ではなく
「被ばくによる過剰発生」であることが
発表されています。
(Yahoo!ニュース)
<低線量被曝でも>
低線量被曝を長期間受けると
がんの発症率が増加するという
研究論文が発表されています。
「少しなら大丈夫」という
食品添加物等にも用いられるこの安易な考えは
即やめるべきだと思います。
<自殺の誘発!?>
ミレニアル世代の深刻な
(1981~1996年生まれ)
健康状態の悪化が報告されていて
その死亡原因として
がんや心臓血管疾患
脳卒中の増加があげられてますが
それよりも注目すべきは
「絶望」に起因する死の多さです。
(Pixabay)
ここでいう「絶望に起因する」死とは
ドラッグ及びアルコール依存などによる
中毒死や自殺です。
もちろん、現代の病的な世の中では
全ての世代において
「絶望に起因する死」が増加していると思いますが
ミレニアル世代に顕著だったということは
とても興味深いと思います。
ではなぜミレニアル世代に
中毒死や自殺が多いのか?
注目すべき点です。
それは・・・
ミレニアル世代の両親の世代である
ベビーブーマー世代が受けた
1950~60年代に世界各地で行われた
核実験による“放射能暴露”が原因だ
と言われています。
放射能の影響というのは
子々孫々に伝わっていくんです。
<子どもが危ない>
(Getty Images)
6歳までの子どもは、成人と比べて
放射線の感度が高く
ガンなどの病気の発症率が
大人の3倍にもなる
といわれています。
たとえすぐに病気が発症しなくても
体内に長い間蓄積し
遺伝子損傷などを引き起こすのが
放射線の恐ろしいところです。
チェルノブイリの事故では、
7歳以上の女子たちには
甲状腺ガンの発症が少なかったのに対し
その女子たちが妊娠した際
遺伝子損傷による死産や流産のケースが
相次いだことが分かっています。
3.11から年月が経った今でも
小さな子どもや
これから生まれてくる子どもたちには
可能な限り対策するべき
と思います。そしてそれができるのは
親だけです。
放射能のことを知るためにオススメの本↓
やさしい言葉で説明されているので
読みやすいですよ。
また、私は1つの情報として
原発事故直後から
世間を騒がせてきた武田邦彦氏にも
注目してきました。
武田氏の言及することは極端だとか
行き過ぎだと叩かれることが多いですが。
ただ、私は思うんです。
こういった情報を
嘘だ、信じたくないと
反論・拒絶してなんの対処もせず
その結果
大きなリスクを負うかもしれないのと
あらゆる可能性を想像し危機感をもち
毎日できる範囲で
少しずつでも対策を講じて生きるのでは
どっちが賢明な選択だろう
って。
武田氏は事故直後あるテレビ番組で
「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」
「東北で農作物を生産するのは間違い」
などと発言し、東北地方の行政や市民から
批判を受けました。それらの批判に対し
彼は
「私は農家のことより
子どもたちのことを考える」
と意見しています。
当事者でない私の意見は
確かに無責任かもしれませんが
当時から政府が叫んでいた
「食べて応援しよう!」という政策に
私はものすごく違和感を感じてました。
(農水省HP)
いや、もちろん
食べずに廃棄なんて「勿体無い」
という声も理解できます。ただ
勿体無いとは
物の本来あるべき姿がなくなるのを
惜しみ、嘆く気持ち
なので
放射能に暴露した農作物は
「本来あるべき姿」ではない
と思ってたんですが・・・
屁理屈ですかね。
そういえば
国は東北地震発生1年後
というタイミングで
放射能の新基準値を設定しました。
(出典)
震災後だから(か!?)
上限を引き下げたようで
食品に関しては
<大人>
1kgあたり100ベクレル以下
<子ども(乳幼児)>
1kgあたり50ベクレル以下
となりましたね。
ところで、この数値・・・
本当に安全なのでしょうか?
いえ、そもそも
数値云々の問題ではありません。
健康を最優先に
内部被曝から身体を守る
という意味においては
ぶっちゃけ
放射能汚染された食品を
口にしない!
これしかありません。
しかも数値的には全然甘い!!
「子どもは1ベクレルでも大問題」
「大人でさえ10ベクレルが限界」
と内部被曝研究者で物理学者の
矢ヶ崎克馬教授は言います。
(Amazon)
つまり
子どもには
「1kgあたり50ベクレル以下なら食べさせて大丈夫だよ」
というのは国家による児童虐待であり
大人なら
「1kgあたり100ベクトルまでOK」
というのは国家による人口削減計画だよね。
放射能(オーガニックもね)先進国の
ドイツには放射線防護令があり
年間0.3ミリシーベルトという
徹底したガードがかかってます。
さらにドイツ放射線防護協会は
セシウム137は
大人で8ベクレル(日本は100ベクレル)
子どもで4ベクレル(日本は50ベクレル)
が限界だと2011年に提言しています。
(引用)
つまり日本は現行の基準値でも
まったく安全は
保障されておりません。
とにかく国は
国民の健康にはまったくもって
関心がありません。
間違いなく命より○、でしょう。
<知って選ぶ、自分で>
小さい頃から父の影響もあって
魚が大好きだった私。ですが
3年前に魚を食べることは諦めました。
(Pixabay)
それまでは毎日のように
食卓に上がっていた魚ですが
今はできる限り食べない
という選択をしてます。
私は
・口にするもの
・吸い込むもの
・肌に塗るもの
は自分なりの基準で
選んでいます。
もちろんそこは
全くの「主観」です。
「健康にとっていいもの」
『健康のために積極的に摂るもの」
という認識で魚を食べるのは
全く違うだろうと私は思っています。
もちろん「魚を食べるな」
と言いたいのではありません。
そんなこと言ったら
肉だって、野菜だってなんだって
全てリスクはあります。
例えば魚であれば
どんな種類か
どこで育ち
どういった栄養素があって
どういう理由で食べるのか。
牛肉であれば
牧草牛なのか、穀類餌の牛なのか
放牧なのか。
どんな施設で育ち
どんな人に飼育されたのか。
そういうところにフォーカスして
選ぶ。
「そんないちいち気にしてたら
食べるものがない」
という意見をよく耳にしますが
その通りです!
だから提案したい。
「全体としては?」
を意識することを。
口にするものも
吸い込むものも
塗るものも
すべてが有害
では危険過ぎます。
食べるもので気を抜くなら
ほかのもので相殺したり
選ぶのが面倒なら
入れる毒の量を減らしたり・・・
つまり
まず大事なのは
なにが毒なのかを知っておくこと。
じゃないと
防ぐことも、減らすことも
相殺させることもできません。
みなさんご存知の通り
残念ながら今の世の中は
毒だらけ
です。
薬でしょ
洗剤でしょ
食べ物でしょ
衣服でしょ
日用品でしょ
家(建物)でしょ
乗り物でしょ
空気でしょ
それならその中で
どうやってうまく生き抜くかが
大切です。
そのためにまずは
知ることから
目を背けない
こと。
知りすぎるのが怖いなら
知る量を調節すればいいです。
それすら選択可能です。
自分で決めてください。
アスベストは毒性があるにもかかわらず
建築に乱用されました。
原発も安全だと謳われ
全国に作られました。
知らなかった、と
後から悔やんでも
もう手遅れです。
今気づいてよ?
身体の(細胞の)中に注射針で
直接入れるようなシロモノの場合
特に・・・だからね。
様々な毒をより多く知り
遠ざけられるものから遠ざけてみる。
それが可能な限り健康に生き抜くための
第一歩だと思います。
そしてね。
化粧品、洗剤、食べ物、飲み物
目に見えない空気中に存在する微生物やら
電磁波、放射能まで・・・
ありとあらゆるモノと
自分の免疫力との
バランスが
私たちの健康の在り方を
決めていくってことを
知っておいてください。
(Pixabay)
闇雲に恐れて
自分に必要のないものを片っ端から
排除する、消す、殺す
という生き方ではなく
うまく調和しながら共生できる道を
模索する。
菌もそう、毒もそう
共存・共生がポイントです。
自分(人間)さえよければ・・・
それでは解決にはならないし
まわりまわってそのツケは必ず
自分(人間)に返ってきます。
そして・・・
存在する全てと共存することこそが
愛と叡智に基づいた在り方であり
陰陽のバランスを保つ道。
私はそう思っています。
合掌
菌の中には有害な放射線を
「食べ物」のように摂取し、有機物に変えて
排出してくれるものもいるんです。
すごいですよね!
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