【今日はみその日】発酵食品を食べる=健康ではない
2024/03/30
今日はみその日です。
(Pixabay)
みそといえば日本のスーパーフード
発酵食品の代表選手といっても
過言ではありません。
ということで今日は
発酵食品について
お伝えしていきます。
今日はこちらのブログの
番外編(続き)的内容になります。
発酵食品のもつ
放射能防御効果が実証され
チェルノブイリ原発事故後
ヨーロッパで味噌の注文が
殺到したことは有名な話ですが
ご存知でしたか?
事故によって住民が避難した
プリピャチの廃墟
(photoAC)
日本の伝統的な発酵食品である
ホンモノの
味噌、醤油や納豆、糠漬けなどは
世界の救世主としても
注目を集めています。
3.11の事故から早
10年以上経過したわけですが
汚染食材が広がる今の時代にこそ
本物の発酵食品を食べることが
求められているといえるでしょう。
(Pixabay)
ではホンモノの調味料に
秘められた力とは?
いくつかご紹介しますね。
<免疫力UP>
調味料などの発酵食品に含まれる菌は
腸内の免疫細胞を活発にします。
実は、腸内には体全体の約60%の
免疫細胞が集まっており
腸内環境を整えることは
有害物質まみれで生きる
私たちにとって
最も大切
といっても過言ではありません。
(Pixabay)
<腸内環境を整える>
発酵食品の菌により腸内環境が整うと
体の代謝が高まり
脂肪を燃焼しやすくなります。
また、発酵食品に含まれる
必須アミノ酸により
脂肪が溜まりにくくなり
豊富なビタミンB群により
エネルギーの代謝もアップし
太りにくい
痩せやすい体になれる
というわけです。
(Pexels)
<体のサビも綺麗に>
発酵食品は優秀な
抗酸化(アンチエイジング)食品です。
食品に含まれる抗酸化物質は
発酵過程で様々な酵素が働き
効率よく食品から抽出され
抗酸化パワーがアップします。
ホンモノの調味料のような発酵食品を
こまめに食生活に取り入れることにより
老化しにくい体へ
シフトしていくことが出来ます。
(Pixabay)
<過剰摂取はNG>
いつも言うことですが
物事には限度というものがあり
また全ての事象において
バランスをとる
ことがとてもとても重要です。
(Pixabay)
どんなモノにも必ず
光と影の部分があります。
はい、陰陽の法則です。
発酵食品というのは元来非常食であり
その栄養価はフレッシュな食べ物と比較して
低下する部分があります。
また
発酵食品に多く含まれる乳酸菌ですが
この乳酸は免疫抑制作用をもたらし
感染症だけでなくガンの主要な原因になることも
報告されています。
さらに、腸や体内菌の話をすると
どうしても
「善玉菌」だけをとればいいんだ
と必死になる人がいます。
違いますよ。
「悪玉菌」をとることも必要です。
なぜならすべてはバランスだから。
(出典)
(Amazon)
善玉菌は善ではないし
悪玉菌は悪ではありません。
このネーミングがおかしい。
腸内細菌叢(フローラ)というのは
その比率こそが重要であり
どれくらい多種な菌がいるかが
健康の秘訣になります。
善玉菌は植物性食品を好み
悪玉菌は動物性食品を好む
といいますが
だとすれば
自分が食べている食材の比率
(動物性が多いか植物性が多いか)
によって
どの菌を多めに取るか
とかいうことも考えるべきで
「ただ善玉菌増やせばいい」なんて
単純なことじゃありません。
(photolibrary)
つまり
発酵食品が健康につながるんではなく
発酵食品で善玉菌を摂るのもいいけど
同時に
悪玉菌も必要なんですよ
ってこと。
しつこいですが バランスです。
(Pixabay)
ぜひ1度ご自分の腸内を調べて
もっている菌の種類や
バランスがどうなっているか
知ってくださいね。
(デブ菌が多いのかヤセ菌が多いのか
も分かりますよ)
↓詳しくは画像クリック
世の中には
発酵食品を摂れば健康になれる
というようなデタラメを
盲信する人が存在してます。
でもちょっと考えれば分かりますよね。
「○○を食べれば健康になれる」
なんてものがあるはずがない。
そんなものが存在するなら
この世にはその〇〇だけあればいいんだから。
発酵食品だから身体に良い!!
といううわべだけの言葉を
鵜呑みにして
(出典)
発酵食品ばかりを過剰に
摂取しないでください。
もし摂るにしても
一日の食事のどこかにちょっと添える
くらいで十分。決して
毎日毎食食べる、なんて
そんなことやめてくださいよ。
で、ここ重要なんですが。
美味しいなぁと思えないのに
思考で無理に食べては
なりませぬ。
(Pixabay)
美味しくないってことはイコール
今のあなたに必要ないってこと。
「食べなくていいよ」って
身体が教えてくれてるんです。
(あの人が、テレビが
食べるといいと言ったから食べる、
これは健康になれない人の典型です)
1番耳を傾けるべき
信頼すべきは
自分の身体の声ですね。
<酵素の勘違い>
ちなみに・・・
発酵食品に豊富に含まれる食物酵素は
血液の粘度を下げ
血液をさらさらにする効果がある
と言われるので
「酵素をたくさん取り入れよう」と
思ってるかもしれませんが。
・酵素は体外から取り入れても
効率よく補えない
・自分に必要な酵素は自分で作れる
ってことも知っておいてください。
(出典)
生野菜に食物酵素が多いからと
サラダをばりばり食べる人いますが
食べ物から取り入れた酵素がそのまま
体内で働くってことはなく
1 強酸である胃酸で溶かされて
2 体内の消化酵素で分解されて
3 アミノ酸の形で腸から吸収され
ます。
つまり
腸から吸収される段階ではもう
元の酵素のままじゃないですよね。
それに・・・
植物の酵素は
植物のための酵素なんだから
それがそのまま人間の体内で
力は発揮できない・・・
と思いません?
人間にとって必要な
人間独自の酵素は
人間の体内で作られます。
だから
外から摂取じゃなく
自分の体内で必要なものを常に
自分で作れる体内環境を整えておくこと。
こっちの方が大切です。
すぐに外から取り入れよう
って考えるのは
そうしないと健康になれないと
刷り込まれているからです。
刷り込んでいる側はそりゃ必死ですよ。
いろんな商品をたっくさん
買ってもらわなきゃ
儲けられないんだから。
(Unsplash)
もちろん今の自分の身体が
特定の成分を外から
取り入れないといけないというような
緊急事態かどうかを見極めることは
大事だと思います。
でも!
永遠に外から取り入れないといけない
なんてものは存在しません。
人間の体は本来は
ありのままで完全完璧です。
私達自身が余計なことして
そのシステムを
狂わせているだけです。
あ、またこの流れだと極端な方は
じゃ発酵食品は不要!
なんて風になっちゃう(笑)
もちろん発酵食品のメリット部分の
恩恵は有り難く受け取りましょ。
というわけで
(女性セブン)
ニセモノばかりが溢れる現代
ホンモノの発酵食品の
カンタン手軽な見分け方を少し
シェアします。
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パッケージに騙されないで!
ホンモノ?偽物?原材料のみきわめ術
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<味噌>
(Pixabay)
【ホンモノ】
原材料は
米(米麹)、大豆、塩。
とてもシンプルです。
麹菌でゆっくり発酵させることにより(最低1年)
味噌のうまみは勿論発酵食品としての
本来のパワーを発揮します。
【ニセモノ】
①●●エキスやアミノ酸等など
得体のしれないものに注意。
だし入り味噌汁は「調味料」に
グルタミン酸ナトリウムが
含まれている場合が多く
ホンモノ味噌の健康効果がないどころか
添加物のオンパレードです。
スーパーで市販されているほとんどの味噌は
発酵を人工的に早め3ヶ月ほどで完成させており
味噌本来の力は全くないと思って間違いありません。
②酒精に注意!
市販の安価なニセモノ味噌には
「酒精」が添加されているものが多くあります。
なぜか。
それは味噌の発酵を抑えるためです。
味噌は酵母の発酵により炭酸ガスが発生し
容器が膨張します。
これでは見た目の商品価値がなくなってしまうので
メーカーは味噌の発酵を止めるために酒精を添加します。
発酵を止めるってことはイコール
「菌(金)」をドブに捨てているってこと。
わたし達が本来味噌から得られる
様々な健康効果が激減してしまいます。
③「無添加」表示に注意!
たとえ無添加でも味噌が熟成されていなければ
意味がありません。
酵母菌を殺してしまえば
発酵食品の価値はなくなります。
なので
無添加であっても
ニセモノの可能性は
ゼロではない
と覚えておいてください。
※キーワードは非加熱
②でも触れたように
酵母の発酵による容器の膨張を防ぐために
酒精(アルコール)を使う
メーカーもありますが
アルコールを添加してしまうと
「無添加」とは謳えません。
そこで「無添加」を前面に出しつつ
商品の安定性を保つために
酵母を熱で殺しているものがあります。
ただ、残念ながら
「酵母の死んだ抜けがら味噌」 には
何の効果もありません。
非加熱・加熱表示は任意のため
判別するのが難しい状態で
スーパーで見つけるのは至難の技
だと思います。
なので、ちょっと面倒でも
善良な味噌作りをされている
作り手さんを探し
「非加熱味噌」を選ぶことを
お薦めします。
<醤油>
(Pexels)
【ホンモノ】
原材料は
丸大豆、小麦、食塩。
シンプルです。
味噌同様に
じっくり時間をかけて熟成された醤油は
発酵食品としての力をしっかり備えています。
【ニセモノ】
①醤油風調味料
●●風に注意!
化学薬品で分解した脱脂加工大豆では
ホンモノ醤油は出来ません !
本来ならば大豆をじっくり発酵させなければ
醤油は出来ませんが
脱脂加工大豆(大豆の搾りカス)を塩酸で分解すれば
短時間(2~3日)で作れてしまいます。
そこにグルタミン酸ナトリウムで旨味を
増粘多糖類でコクを加え
甘味料、酸味料、カラメル色素
保存料を加えたら
はい、ニセモノの出来上がりです。
②値段に注意
1リットルが300円以下の安物醤油は
論外です。
値段をみればある程度ふるいにかけられます。
いい醤油であれば最低でも1000円近く
高いものであれば数千円くらいすることを
覚えておいてください。
③「要冷蔵」に注意
ニセモノは発酵食品ではないのですぐ腐ります。
そのため安息香酸ナトリウムなどの
防腐剤・合成保存料を添加し
さらに冷蔵庫に保存することが薦められます。
本来の伝統的な本格醤油は
6ヶ月から1年かけ熟成しているため
腐りにくいのが特徴です。
④有機表示に注意
「有機丸大豆使用しょうゆ」
と呼ばれる醤油が販売されていますが
これは「有機しょうゆ」とは別と考えてください。
この醤油に使用されている原材料で
有機なのは大豆だけです。
小麦は有機ではありません。
↑こういう食品はけっこうありまして
例えばこの厚揚げも。
厚揚げや薄揚げは
油調の工程がありますが
その油全てを有機にすることは
不可能に近いです。
(日本では価格が合わない為)
従ってこの商品では
有機認証が取れないため
原料の大豆の有機認証だけが
大きくパッケージに表記されます。
このような場合
有機JASマークはつけられないので
安心な食品かどうかの判断には
有機JASマークの有無を
参考にするのが1つの手でしょうね。
また有機JASを取得していなくても
いい醤油はあります。
自然栽培と呼ばれるような優良な農家が
丹精込めて作っている醤油については
あえてJASを取得していない
というケースもあるようです。
あ、そうそう1つの情報として
この記事もシェアしときます。
なにをどう感じるかは
アナタ次第。
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毎日の小さな選択が
未来を大きく変える
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世界が注目する日本の伝統が
失われつつある現在。
効率化、便宜性、利益追求・・・
それらを追い続けた末に
私たちは何を失ったんでしょうか?
もちろん、経済社会で
利益追求は不可欠なことですが
私たち消費者が選ぶ目を養い
商品を選んでいけば、必ず
大手企業、食品メーカーも
私たちに合わせて変わっていくはずです。
買い物は投票という考え方。
(Pexels)
「私1人では何も変えられない・・・」
そう思うかもしれません。
実は私もそう思ってました。
でも、考えてみて。
あなたが誰か1人に
この想いをシェアしたら・・
1+1=2。
もう既に
「1人」ではない
んです。
そこに+1+1・・と想いが重なって
広がっていけば?
何かが変わるかもしれない。
そう思いません?
大切な自分の健康のため
大切な子どもの未来のため
大切なパートナーの笑顔のため
今の自分にできること
今日からできる小さな一歩を
始めましょ。
知識があるだけでは
何も変わりません。
どんなに小さな些細な一歩でも
実行すれば必ずいつか
結果として現れる・・・
(出典)
でしょ。
合掌
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<菌運UP大作戦>
菌(微生物)との共存共生
そして循環・・・
それは私たちの身体の神秘。
あなたの腸内細菌叢は大丈夫ですか?
健康も美容も性格も!
腸内細菌によって決まります。
悪玉菌は悪だからと消せば
善玉菌はうまく働かなくなります。
すべてはバランス。
だからこそ自分の
腸内環境を知ることが
なにより大事な第一歩。
確かな技術と
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