【節分】え!恵方巻食べるの?由来は淫乱・卑猥なセクハラ行為だってよ。

2023/02/03

今日は節分ですね。

 

はあ。

 

 

(Adobe stock)

 

 

 

 

 

 

なんでため息なのかって?

 

はい、その理由について

 

今日も長々と(笑)お伝えいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて。

 

日本では昔から「立春」が

 

新たな年の始まりでした。

 

 

 

 

そういえば子どもの頃

元旦に親族が集まった時

「新年が始まったね!」

と祖父に言うと

「本当は新年は節分の後じゃ」

と窘められたことを

思い出します(笑)

 

 

 

 

 

 

で、節分と聞いて

 

思い浮かぶものはなんですか?

 

 

(Adobe stock)

 

 

 

・豆(まき)

・鬼

・恵方巻

・いわし

 

あたりですかね。

 

 

 

やはりみなさん

 

準備万端・・・

 

なのでしょうか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<恵方巻って?>

 

(iStock)

 

 

恵方巻は

 

縁起のいい七福神にちなんだ

 

7種類の具材が入った

 

巻きずしのことで

 

恵方を向いて食べると

(今年は南南東らしいです)

 

商売繁盛や無病息災をもたらす

 

とされています。

 

 

 

 

 

ただ・・・

 

節分に恵方巻きを食べる風習は

 

日本全国に昔から

 

あったわけではありません。

 

 

 

由来については諸説あるようですが

大正時代の初期に

関西の一定の地域にあった風習が

少しずつ全国に広まっていった

という考え方がメジャーです。

 

 

 

 

ちなみに、その名称についても

 

「恵方寿司」や

 

「丸かぶり寿司」など

 

地方によって様々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

<商業目的で定着する伝統>

 

 

節分の日に恵方巻を食べる習慣が

 

全国的に認知されたのは

 

ここ最近といっても

 

過言ではありません。

 

 

引用元

 

 

1989年に(約30年前)

 

広島のセブンイレブンが

 

豆まきとともに節分の新定番としての

 

ポジションを築くべく

 

巻きずしを「恵方巻」という商品名で

 

販売したのが始まりです。

 

 

 

その後次々に大手コンビニや

 

スーパーが取り入れ始め

 

プロモーションを積極的に行い

 

広く認知されるようになりました。

(確かに、私が子どもの頃は

 恵方巻なんて知りませんでした・・・。)

 

 

 

 

 

つまり。今でこそ

 

全国的なイベントとなってますが

 

ここまで盛り上がりを

 

見せるようになった背景には

 

企業のマーケティング戦略

 

あったということです。

 

 

 

 

ちなみにここで気になるのが

同じ2月のイベントである

バレンタインデー。

 

こちらも言わずと知れた一大イベントで

その経済効果は

1,000億円とも言われます。

 

 

ただ、バレンタインデーに

チョコレートを贈るというのは

日本独自の習慣って

知ってますか??

 

 

 

つまり、この

「バレンタインデーに

 女性から男性へ

 チョコレート贈る」という習慣も

企業のマーケティング戦略が

深く関係しています。

 

 

ちなみに日本のバレンタインの

習慣の起源は諸説ありますが

1958年にメリーチョコレートカムパニーが

伊勢丹新宿店で始めたキャンペーンが

最初だとされていますね。

 

引用元

 

 

 

そしてその後も森永製菓など

チョコレート業界が総力を挙げて

キャンペーンを展開したため

 

バレンタイン

  ‖

チョコレート

 

というイメージが広く

一般に定着するようになりました。

 

 

 

 

えっと補足ですが・・・

 

バレンタインも

 

ハロウィンも

 

クリスマスも

 

我が家は取り入れてません。

 

企業の販売戦略が気に入らない

 

とかそういうんじゃなく

(まあそれもありますが)

 

それぞれのイベントの

 

背景にあるものを知り、調べ

 

知った上での私の選択です。

 

 

 

 

 

 

 

 

<行儀の悪い奇習>

 

恵方巻に話を戻しまして

 

恵方巻は別名

 

「丸かぶり寿司」とも言われますが

 

この「丸かぶり寿司」とは

 

そもそもなにか知ってます?

 

 

 

現存する資料には

 

こう書かれています。

 

 

「巻寿司と福の神」
節分の日に丸かぶり

この流行は古くから

花柳界にもて囃されていました。
それが最近一般的に宣伝して

年越には必ず

豆を年齢の数だけ食べるように

巻寿司が食べられています。

これは節分の日に限るもので

その年の恵方に向いて

無言で一本の巻寿司を丸かぶりすれば

その年は幸運に恵まれる

ということであります。

 

昭和7年「大阪鮓商組合後援会」

発行宣伝チラシより

 

 

「古くから花柳界にもて囃されていました。」

 

とありますが

 

じゃあ花柳界の風習ってどんなもの?

 

って調べてみると・・・

 

見つけました。

 

古い上方落語の

 

「巻寿司の丸かぶり」に関するモノ。

 

 

 

音声のみですが一時の落語タイムをどうぞ↓

 

 

 

 

年端も行かない舞妓に

 

太い「海苔巻」を「尺八喰い」させ

 

目を白黒とする様子を見て喜ぶ男衆。

 

これが現代の「恵方巻」の起源。

 

 

・・・・・

 

昔は節分にかかわらず

花柳界において行われた、この卑猥な遊びは

商売繁盛と

「舞妓に良い旦那(スポンサー)が付くように」

と願う、オマジナイの意味もあった

と言われています。

 

 

つまりこういったお座敷遊びと

 

「恵方信仰」(歳徳神信仰)を

 

強引に!?結びつけて

 

「恵方巻」が作られた・・・

 

とも考えられるわけですね。

 

 

 

 

 

 

引用元

 

 

 

 

 

私はあらゆる物事に対して

 

「なんで?なんで?」がベースの

 

ちょっとめんどくさいヤツというか

 

いつまでも幼い子どものように

 

いろんなことに疑問を持ち続ける

 

人間でありたい

 

と思っています。

 

 

大人になるにつれ、人は

 

なぜ?と思うことを

 

恥だとか無知だとか

 

聞き分けがない

 

大人げない

 

と思いがちです。

 

 

 

 

たぶんそれがヤバい。

 

 

 

 

「なぜ?」「どうして?」

 

があるからこそ

 

世の中を分かろうと努力する。

 

 

 

だから私は

 

世の中ではそれを大勢が楽しんでいて

 

当たり前だと認知されているイベントでも

 

いちいち調べてみるわけです。

 

 

 

 

私が1番嫌いなことは

 

「なんでそれやってるの?」

 

という質問に

 

「みんなやってるから」

「やるのが普通だから」

 

と答えることなので。

 

 

 

 

 

 

 

 

とね、恵方巻についてだけど

 

私はもう単純に

食べ方が危険極まりないと思う。

だって

あんな暴力的な太さの巻きずしを

切らずに丸かじりで

一気に食べないと意味がないって

そんなのお年寄りとか幼い子どもは

窒息の可能性大でしょ。

海苔は唾液を吸収したら

口腔内にへばり付くしね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

<恵方巻の問題点>

 

でですねそのルーツがどうであれ

 

イベントを心から楽しみ

 

経済効果も上がって

 

みんなが豊かに幸せになれるのであれば

 

それはそれで大いに盛り上がればいい

 

と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恵方巻に関してはどうしても

 

見過ごすことのできない

 

問題点があります。

 

 

 

 

 

 

 

①労働問題

 

売れ残りを小売店の従業員などが

 

自腹で買い取りさせられる

 

という事例があります。

(実際、コンビニでバイトをしていた息子が経験済)

 

 

 

 

 

 

②大量廃棄問題

 

 

(illustAC)

 

 

まだ食べることができる食品を

 

廃棄してしまうことを

 

食品ロス(フードロス)

 

と呼びますが

 

 

 

 

「恵方巻き」の大量廃棄は

 

「食品ロス」という観点からも

 

非常に大きな問題です。

 

 

 

 

 

 

<食品ロスの現状>

 

 

売れ残った「恵方巻き」の

 

大量廃棄については

 

2019年1月11日付で農水省が

 

小売店関係の業界団体向けに

 

通知を発出しています。

 

 

 

 

 

こういった書面を出すこと自体が

 

この問題の深刻さを

 

表していると思いますが

 

 

 

 

 

実際に日本において「食品ロス」は

 

とんでもない規模でして

 

消費者庁によれば、その量は

 

年間650万トン。

 

 

 

 

 

 

これは、世界中で

 

飢餓に苦しむ人々に向けた

 

世界の食糧援助量の

 

2倍近くに相当します。

 

また

 

食品ロスを国民一人当たりに換算すると

 

“お茶腕約1杯分の食べもの”を

 

毎日捨てていることになります。

 

 

 

 

 

 

「もったいない」どころの

 

話ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日持ちのしない恵方巻きは

 

節分が終わって余った分はすぐに

 

食品処分場へ運ばれ

 

家畜の飼料にリサイクルされます。

 

 

(Getty Images)

 

 

 

4年前の2017年、SNS上で廃棄された

 

大量の恵方巻きの写真が拡散し

 

議論を呼びました。

 

中には、店頭に並ぶこともなく

 

処分されるものもありました。

 

 

 

 

これを受け多くのスーパーやコンビニでは

予約注文を受け付けていますが

実際に予約をして購入する人は約1割だそう。

 

 

つまり、9割の客は予約せずに買いに行くため

ほとんどの店では売れ行きを

予想することができません。

 

 

 

 

 

また、こうした大量廃棄の問題よりも

 

やはり店としては前年実績を上回る

 

売り上げを目指すことが大事。

 

もし、売れ行きを少なく見積もって

 

途中で在庫がなくなってしまったら?

 

 

恵方巻きは利益率の高い商品だから

 

店側としてはチャンスを自ら

 

潰してしまうことになります。

 

つまり・・・

 

売れようが売れまいが

 

とりあえず

 

じゃんじゃん作るよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③添加物問題

 

 

 

 

もう〜私がなにより1番引っかかるのが

 

これですよ。

 

スーパーやコンビニで売られている

 

恵方巻の中に

 

何が入っているかご存知ですか?

 

 

 

 

例えば

 

 

・pH調整剤

 

・カラメル色素

 

・クチナシ色素

 

・ソルビット

 

・調味料(アミノ酸等)

 

 

 

といった成分をよく見かけますが

 

 

 

 

 

これらは味や見栄えを良くしたり

 

日持ちさせるために使用される

 

食品添加物の一種です。

 

 

 

 

 

食品メーカーに好都合な

 

メリットがある一方で

 

人工的に作られた化学成分であるため

 

当然私たちの身体にとっては

 

となります。

 

 

 

 

また、添加物には

 

一括表示」の問題もあります。

 

同じ目的で使用されるのであれば

 

いくつかの添加物を

 

一括して表示することができるため

 

一つの成分と見せかけて実は

 

何種類もの添加物が含まれている

 

ということがよくあります。

 

 

 

 

pH調整剤はその典型的な例であり

(ph調整剤には35種類の化合物が指定されています。)

 

通常4~5種類の添加物が含まれる

 

といわれますが

 

一括表示によって私たち消費者は

 

何がどの程度含まれているかが分からない

 

というところに

 

真の怖さがあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<買い物は投票>

 

 

 

じゃあ、添加物まみれの恵方巻きをつくる

 

食品メーカーや

 

需要に見合った販売ができていない

 

スーパーやコンビニだけが悪いのか。

 

 

 

 

 

もちろん

 

作る側、売る側の問題もあります。

 

 

 

でも

 

この問題に対して

 

最も影響力を及ぼしているのは

 

 

私たち消費者です。

 

 

 

 

 

 

 

 

商品が作られるから買う

 

のではありません。

 

添加物まみれでも

 

便利で安価な商品を望み

 

購入する消費者がいるから

 

作られ

 

売られる。

 

ここを忘れてはなりません。

 

 

 

 

 

つまり

 

すべての販売競争を

 

支えているのは

 

消費者自身であり

 

私たち消費者一人ひとりの

 

意識が変わらないことには

 

こうした問題が解決することは

 

ありえません。

 

 

 

 

 

 

 

買い物は

投票です。

 

(Pixabay)

 

 

 

 

 

 

その商品を買うということは

 

作り手や売り手を

 

応援していることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは何(だれ)を応援しますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何を買い、何を買わないのか。

 

 

 

手軽さや安さで決めるのではなく

 

その商品が作られる工程や

 

裏で起きている実情を知った上で

 

自分の行動を選択すること。

 

 

 

 

とても大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<手作りのすすめ>

 

(iStock)

 

 

 

どうしても巻き寿司を食べたいのなら

 

食品ロス問題にも貢献できて

 

健康にも配慮できる方法があります。

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

手作りすることです。

 

 

 

 

 

 

「面倒くさい」

「そんな時間ない」

 

という声が聞こえそうですが・・・

 

 

 

 

いや、そのくらいは

 

努力してください(笑)

 

 

 

 

 

自分はなんにもせず、ただただ

 

利便性やメリットだけを享受しようなんて

 

それは虫が良すぎる。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに

子どもたちが大きくなり

ここ何年も節分に

巻き寿司なんて作ってませんが

子どもたちのリクエストがあった頃は

手作りしてました。

 

でも、恵方巻ではなくって

あくまで

巻き寿司です。

食べるのも普通に切って

食べてましたよ。

 

 

 

我が家のお寿司は

砂糖は使いません。

麹のパワーで酢飯を作ります。

 

 

 

 

 

あと、デコ巻きを作る場合も

 

着色料は使わない。

 

下記のような食材を混ぜ込めば

 

自然な色味を表現できます。

 

[]赤飯・梅酢・紅しょうが

 

[]鮭・人参・梅干し 

 

[]炒り卵 

 

[]玄米・おかか・そぼろ

     炊きこみごはん 

 

[]青のり・抹茶・ほうれんそう

 

[]黒米 

 

[]黒すりごま 

 

[]海苔 麻炭 竹炭など

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平安時代から続いてきた

 

日本の伝統行事、節分

 

 

 

 

辛い思いやデメリットばかりを

 

背負う人が出ないように

 

人だけじゃなく、全ての命

 

地球にとって

 

「優しく」いられる努力も忘れず

 

ぜひ家族みんなで

 

楽しんでくださいっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おうちですぐに始められる
在宅ビジネスはこちら↓

 

 

おうちでお手軽簡単にできる

腸内フローラ検査はこちら↓